内容説明
アーシャは、バレエ学校のしけんにすべて合格しました。「マーシャ、あたし、なんだかゆめをみているみたい」「アーシャ、ゆめじゃないのよ。あなたは、バレリーナをめざして、一歩あるきだしたのよ。プリマ・バレリーナになる道はとおくて、きびしいけれど、あなたならきっとできるわ」「プリマって、お姫さまになるバレリーナのことでしょう?」いつかテレビで見た「白鳥のみずうみ」のオデット姫のすがたが、アーシャのあたまのなかに、ぱっとうかびました。「あたし、プリマになりたい!」アーシャとマーシャは、にっこりとわらって、ゆびきりげんまんしました。