目次
第1章 子育て環境格差と認定こども園(子育て環境格差の広がりのなかで;認定こども園制度誕生の背景 ほか)
第2章 すべての乳幼児の保育保障と児童福祉行政の一元化―認定こども園制度の二元化・分断論を乗り越えるために(幼保一元化と幼保一体化について;短時間児と長時間児の保育について―保育所の平均的保育時間は幼稚園の約3倍 ほか)
第3章 育児の社会化と子育て支援の課題について―保育園と幼稚園のかかわりで(政府の少子化対策の経緯から;子育てを支える五つの領域 ほか)
第4章 構造改革・規制緩和政策と幼保一元化・総合施設・育児保険構想の問題点―子どもに痛みを押しつける政策の系譜とそれを乗り越える視点(幼保一元化論の課題―戦後の歩みから;1990年代以降の一元化論の特徴と課題 ほか)
著者等紹介
村山祐一[ムラヤマユウイチ]
1942年生まれ。1969年法政大学大学院社会科学研究科修士課程修了、社会福祉法人加須福祉会三俣保育園園長などを経て、1998年10月から鳥取大学教育学部教授に就任。現在、帝京大学文学部教授(2006年4月から)、日本保育学会常任理事、保育研究所所長、福祉法人加須福祉会理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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