目次
第1部 越境する性―日本の文化表象とトランス・ジェンダー(現代小説のなかのトランス・ジェンダー―松浦理英子の作品を中心に;夢野久作・湊谷夢吉とアナスタシア伝説;「国体」の起源―坂口安吾『道鏡』の女帝論;「奇激な婦人」の末路―山田美妙『いちご姫』における男装をめぐって;『日本武尊吾妻鑑』と『南総里見八犬伝』のトランス・ジェンダー―記紀神話から近世文学へ)
第2部 異文化理解としてのトランス・ジェンダー((中国)男女のイメージとそのゆらぎ
(西欧)全能性を求めて―性と想像力/創造力)
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