女性作家評伝シリーズ
円地文子―ジェンダーで読む作家の生と作品

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  • サイズ B6判/ページ数 287p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784787973115
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0395

内容説明

日本の女たちが長く秘めてきた飢えや渇望を、『女坂』、「妖」など一連の、古典を媒介とするポリフォニックな小説群として浮上させ、戦後女性文学の金字塔を打ち立てた作家円地文子をジェンダーの視点から問い直す。

目次

第1章 生い立ちと幼年時代
第2章 小学校時代
第3章 女学校時代と劇作家への道
第4章 疾風怒涛の時代
第5章 結婚および小説家への転身
第6章 太平洋戦争、家の焼失、子宮癌による入院手術
第7章 試練の時
第8章 実りの時
第9章 流行作家時代
第10章 『源氏』訳と近しい人々の死
第11章 「老大家」の時代

著者等紹介

小林富久子[コバヤシフクコ]
大阪外国語大学およびノースカロライナ大学英文学科卒。早稲田大学文学研究科英文学専攻博士課程満期退学。ハーバード大及びカリフォルニア大バークレー校訪問研究員。現職、早稲田大学教育学部英語英文学科教授
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