出版社内容情報
『足柄屋』という小間物屋を、深川佐賀町の稲荷小路に構える与四郎と小里。
互いに一目惚れで結ばれてから、誠実な商いと絆の深さで様々な困難を乗り越えてきた。
しかしある晩、酔いつぶれた浪人が店に来て以来、周囲で不可思議なことが起こり始める。
『足柄屋』で働く太助の様子もおかしい。大店の養女・お華と付き合っているのだが、話したがらぬ事情があるらしい。
おしどり夫婦と、市井の人々の人情で解決される事件を、心温かく描く新シリーズ第二弾!
内容説明
『足柄屋』という小間物屋を、深川佐賀町の稲荷小路に構える与四郎と小里。互いに一目惚れで結ばれてから、誠実な商いと絆の深さで様々な困難を乗り越えてきた。しかしある晩、酔いつぶれた浪人が店に来て以来、周囲で不可思議なことが起こり始める。『足柄屋』で働く太助の様子もおかしい。大店の養女・お華と付き合っているのだが、話したがらぬ事情があるらしい。おしどり夫婦と、市井の人々の人情で解決される事件を、心温かく描く新シリーズ第二弾!
著者等紹介
小杉健治[コスギケンジ]
1947年、東京生まれ。83年『原島弁護士の処置』でオール讀物推理小説新人賞を受賞。『絆』で日本推理作家協会賞、『土俵を走る殺意』で吉川英治文学新人賞を受賞。社会派推理小説や時代小説で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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やま
54
ほんわかとした夫婦が…。江戸は深川佐賀町の稲荷小路に小間物屋「足柄屋」を構える与四郎は、女房の小里と、小僧の太助の三人で店を営んでいます。女房の小里の実父は、浅草今戸に住む元岡っ引きの千恵蔵であるが、その事実を小里は知らない。だだよく店に来る千恵蔵をこころよく迎えている。小僧の太助の母は、芸者の勝栄の妹・喜代と思っていたが。此度、実母は勝栄、父は愛甲屋三九郎と分かる。ただ、錦鯉の養殖をして儲かると、嘘の話をして金を集める婆さんがいて、そこから愛甲屋三九郎の犯罪が分かりお縄になる。2024/10/05
犀門
2
No.043★★★★☆余りに時間が経ち過ぎて、解説を読み返しても内容が思い出せない。ただ、★の数だけは読了直後に付けているのでそこそこ楽しめたのだろう。2023/06/06
goodchoice
2
情け深川シリーズ第2弾。市井物のしっとりした感じが好きだ。2023/05/28
ちーにゃ
1
2023 9冊目2023/03/25