目次
順を追って読むこと―更級日記の構文解析を起点として
省略を想定する思考―伊勢物語第四段の和歌の解釈から
言葉の意味に忠実に―虫愛づる姫君の用語「かたはら」
助動詞の表現と効果―「せたまふ」の示す意味
表現を受容する方法―古典文章の構文を考える
補論1 国語の文の表現構造 構文の認識を見直す―鎖型構文・文体の融合など
補論2 近代小説の表現解析 老婆論理と下人論理―芥川龍之介の羅生門
著者等紹介
保科恵[ホシナメグミ]
1966年7月24日横浜市出身。現職、日本大学・二松学舎大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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