日本の工芸を元気にする!

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日本の工芸を元気にする!

  • 著者名:中川政七【著】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 東洋経済新報社(2017/02発売)
  • ポイント 16pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784492502877

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内容説明

創業300年、奈良の小さな老舗から全国展開まで。
現代的マネジメントとブランディングで伝統産業を蘇らせる!
2002年に家業に転職し、その後の15年で製造から小売まで、工芸業界初のSPAモデルを構築する。「遊中川」「中川政七商店」「日本市」など、工芸品をベースにした雑貨の自社ブランドを確立し、全国に約50の直営店を展開している。工芸分野の経営コンサルティング事業を開始し、日本各地の企業・ブランドの経営再建に尽力している。そのミッションは、「日本の工芸を元気にする!」。ポーター賞、日本イノベーター大賞受賞した、今、最も注目される若手経営者が格闘し挑み続けた15年の記録と、未来への構想。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はっせー

119
日本の工芸を元気にするために活躍している企業。その名は中川政七商店。この本はそんな企業の13代目がなぜ家を継ぎここまで発展させたかをまとめた本になっている。ここで学ぶことが多い。まずは中小企業が生き残るためには業務フローと財務の改善が必要と書いてある。大企業の当たり前は中小企業の当たり前ではない。業務フローと財務は時間をかけて改善すれば強い足腰になれる。中小企業だからこそ改善すれば売上や社員負担に直結する。中小企業だからこそできる話が多くあった。日本の工芸はまだまだ可能性があり消えてはいけないものである!2021/10/26

kana

44
好きなんですよね。用の美とか、日常の細やかなものに込められたクラフトマンシップとか。お祭りはお祭りでも刹那的なものでなく生活や土地に根付いて受け継がれてきた文化的なこととか。そんなものに貢献できる仕事がしたいと常々思うけど口ばっかりだなーと、こういう本を読むとその道のりの険しさに気が遠くなりながら、奮い立つ何かを感じます。ミッションの実現に向けた壮大な300周年プロジェクトや一流のクリエイティブを自社の想いに融合させる手腕など抽象↔︎具体のバランスが絶妙なブランディングプロセスは折に触れてお手本にしたい。2018/09/10

645TJC

17
自社もまだまだこれからという、小さなブランドである。商材は違えどブランド運営として参考になる示唆が多く得られた。①ブランディング=ブランドは無形であり、顧客の頭の中に形成されるもの。そのために、顧客の目に移る、自社のからの全発信をコントロールし自社が望む自社の世界観を顧客の頭の中に形成してもらうのがブランディング。そのため、商品・接客・店舗デザイン・ディスプレイ、その他施策が整合し顧客に適切に伝わる必要がある。ポイントはお客さんに伝わっているのか?2017/05/05

Hiromix

10
次の100年も頑張って奈良を盛り上げて下さい。2017/03/14

breguet4194q

9
300年続く老舗商店の13代目を襲名した著者の日本の工芸に対する決意と覚悟の書です。「日本の工芸を元気にする!」と銘打ち、後継者問題などで悩む地元産業を応援し、再復興させるにはどうしたらいいか。著者の辿ってきた道を紹介しつつ、多くの人を巻き込みながら大成させてきた実績は、本当に感動します。今後の工芸分野が楽しみになりますし、これからの中川政七商店から目が離せないなと思いました。2020/04/19

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