目次
序章 向田邦子文学世界(『男どき女どき』の向田邦子―流れる「人間としての赤い血」;向田邦子の生きた風景―機微にふれることば)
第1章 向田邦子脚本(ドラマ『あ・うん』の一考察―初太郎と二つのトライアングル;向田ドラマにおける闘う身体―「茶の間」から「玄関」そして「殻」 ほか)
第2章 向田邦子小説(向田邦子の余韻―『あ・うん』をめぐって;向田邦子小説論―短編小説 ほか)
第3章 向田邦子随筆(向田エッセイのバランス感覚―思い出の中のあのライスカレー;「父の詫び状」(『父の詫び状』所収) ほか)
第4章 向田邦子研究案内(向田邦子研究史および参考文献;向田邦子文庫の歩み ほか)
付録