内容説明
新たな発見により、伝統的な歴史理解とは大きく異なる解釈が続々提示されているローマ帝国時代のブリテン島。前1世紀から5世紀まで、カエサルの来島から古代の終焉期までのブリテン島の実相を、政治・経済・環境など様々な視点から描き出す。
目次
第1章 ブリテン島の変容―カエサルの遠征からボウディッカの反乱まで
第2章 新たな出発―ボウディッカの敗北から三世紀まで
第3章 古代末期のブリテン島―四世紀以降
第4章 属州ブリタンニアにおける文化と社会関係
第5章 景観への影響―農耕、定住地、産業、インフラ
第6章 世界の縁―帝国最前線とその向こう側
著者等紹介
サルウェイ,ピーター[サルウェイ,ピーター][Salway,Peter]
オープン・ユニヴァーシティ名誉教授。オール・ソウルズ・カレッジ(オックスフォード)
鶴島博和[ツルシマヒロカズ]
熊本大学教授
南川高志[ミナミカワタカシ]
京都大学大学院文学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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