目次
第1部 対談―文学研究の「これから」(なぜ文学なのか;古代文学のテキストと超越者;影響を受けた研究者;研究状況をどう捉えるか;研究対象はどこにあるか;分析概念・方法的概念とは何か;表象と表現と;類型と個性;構造主義は終わったのか;作者と読者と・作り手と受け手と;研究主体としての私とは何か;比較研究の可能性;文学研究と文学史研究;対談 語注)
第2部 論考(初めて『源氏物語』を読む人に;『源氏物語』の中の『竹取物語』―重層する話型;『源氏物語』の作られ方―場面と歌と人物配置;初めてシェイクスピアを読む人に;『マクベス』における観客層と重層的な解釈;『アントニーとクレオパトラ』とジプシー女王)
著者等紹介
廣田收[ヒロタオサム]
1949年大阪府豊中市に生まれる。1973年同志社大学文学部国文学専攻卒業。1976年同志社大学大学院文学研究科修士課程修了。専攻、古代・中世の物語・説話の研究。学位、博士(国文学)。現職、同志社大学文学部国文学科教授
勝山貴之[カツヤマタカユキ]
1958年京都府京都市に生まれる。1982年滋賀大学教育学部英語教員養成課程卒業。(1979年9月‐1980年7月Michigan State University文部省海外派遣留学生)。1988年同志社大学大学院文学研究科博士課程中退。1991年Harvard University,Graduate School中退。(Harvard‐Yenching奨学金給付留学生)中退。専攻、近代初期英国文学研究。学位、文学修士。現職、同志社大学文学部英文学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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