目次
1 上巻の叙述世界(書き手とその周縁;上巻と日記の構造;序文の記載;堀河帝看病記の記述;七月六日条の記述 ほか)
2 下巻の叙述世界(再出仕の要請と“われ”の惑乱;帳〓(かか)げの命と懊悩
月忌の例講
大極殿への参上
即位の儀と帳〓(かか)げ ほか)
著者等紹介
小谷野純一[コヤノジュンイチ]
二松学舎大学大学院文学研究科国文学専攻修士課程修了。現職:大東文化大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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山がち
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あんまり何が書いてあるか良くわからなかったのだが、こちらの理解力不足と言ってもいいだろう。讃岐典侍日記本文の文章が下手であると何度も書かれているけれども、正直あんまりぴんとこない。もちろん、一部文意が重複していたり納得できるようなところもあったけれども、大半は首を傾げないといけないような感じだった。また、文章表現について書かれていることを期待したのだけれども、自分のイメージとは違う感じの書き方だったのもちょっと残念だった。また、この作品を読む際は、この作者の全釈と合わせて読んでおいた方が良かったのだろう。2013/07/31