新典社研究叢書<br> 源氏物語における「漢学」 - 紫式部の学問的基盤

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新典社研究叢書
源氏物語における「漢学」 - 紫式部の学問的基盤

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  • サイズ A5判/ページ数 335p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784787942098
  • NDC分類 913.36
  • Cコード C3395

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

chisarunn

6
紫式部が、父藤原為時に漢学を習う兄の横にいて兄より覚えがよく「おまえが男の子であったなら」と父を嘆かせたというエピソードは有名である。が、隠してはいたものの式部の漢学の教養は中宮彰子に「新学府」を進講するほどのものであったらしい。源氏物語にも「白氏文集」他を原典とする表現が多出する。それをいちいち追っていくだけでもなかなか容易ではない。いったいその源流はどこから、と思って藤原為時の漢詩についての研究など興味深く読んだ。しかしこの先の茫漠たる山野を思うとくじけそうではあるのだ。2023/09/27

もち

3
「ざえ(才)」の考察が特におもしろかった。「羽を交わす」「羽を並ぶ」は「長恨歌」以前よりあったというのもおもしろい。訓読の歴史についても知りたい。2020/07/09

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