胃癌治療への内科的アプローチ―がんのTPLC療法

胃癌治療への内科的アプローチ―がんのTPLC療法

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B5判/ページ数 111p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784787811950
  • NDC分類 493.45
  • Cコード C3047

出版社内容情報

《内容》 胃癌の内科的治療をめざし,消化管粘膜の酵素活性を測定し,LDHアイソザイムとイソクエン酸脱水素酵素によるTPLCと抗生物質の組み合わせによる治療法の解説書である.    《目次》 CONTENTS I はじめに II LDHアイソザイムとイソクエン酸脱水素酵素  a) LDHアイソザイム  b) イソクエン酸脱水素酵素(ICD) III 胃癌組織のLDHアイソザイム  comment 1 IV 各種胃粘膜のLDHアイソザイム  a) 成人の胃粘膜  b) A型胃炎とB型胃炎の比較  c) 担癌胃粘膜とびらん性胃炎粘膜の比較  d) 担癌粘膜と担潰瘍粘膜の比較  e) 加齢とLDH・Mサブユニット  f) 各種病変の胃体上部大弯でのLDH・Mサブユニットの比較  comment 2 V 胃潰瘍と十二指腸潰瘍辺縁のLDHアイソザイムの経時的変化とICD活性値の推移  a) 胃潰瘍辺縁の代謝動態  b) 十二指腸潰瘍辺縁の代謝動態  comment 3 VI 胃ポリープのmalignant potentiality  a) 胃隆起性病変のLDHアイソザイム  b) 胃過形成性ポリープ(中村I型)のLDHアイソザイム  c) 成熟型胃ポリープとポリープの芽のエネルギー代謝の比較  d) 過形成性ポリープの背景粘膜のLDHアイソザイム  e) 胃腺腫(中村III型)のLDHアイソザイム  comment 4 VII TPL投与によるLDHアイソザイムパターンの変化 VIII 大腸 主病変のLDHアイソザイム  comment 5 IX 消化管各臓器の癌のLDHアイソザイム X 細胞培養 XI 癌細胞についての考察 XII Thyradine,Panthetine,Lac B,Vitamin C(TPLC)の意味  1) チラジン  2) パンテチン  3) ラックB  4) Vitamin C XIII 胃癌の内科治療成績 XIV 症例  A. TPLまたはTPLCを投与した症例   1. Borrmann 2型胃癌が瘢痕化した症例――CR例   2. Borrmann 3型胃癌が瘢痕化した症例――PR例   3. 短期間にBorrmann 1型胃癌が早期胃癌Iia様に縮小した症例――PR例   4. Borrmann 2型胃癌がIia型様に縮小し,術後,Iia+Iic型であった症例――PR例   5. Borrmann 2型胃癌が瘢痕化し,術後顕微鏡的微小癌であった症例――PR例   6. Borrmann 3型胃癌が瘢痕化し,5年9カ月生存した症例――PR例   7. Borrmann 2型胃癌がIic+Iia型早期胃癌に変化した症例――PR例   8. Borrmann 1型胃癌が瘢痕化した症例――PR例   9. Borrmann 2型胃癌がIia+Iic型早期胃癌に変化した症例――PR例   10. 1型胃癌完全消失例――CR例  B. 興味深い経過を示した症例   11. 胃腺腫がIia型,Iia集簇型,1型,Borrmann 1型と変化し,治療開始後,縮小扁平化し,Iia様になった症例   12. Iib型早期胃癌が全周性に進行した症例――8年9カ月間の追跡  C. TPLまたはTPLCを投与しないで胃癌が消失した症例   13. Borrmann 1型消失例   14. Borrmann 3型消失例 XV 進行胃癌に対する具体的化学療法  1. Regular chemotherapy+TPLC   a. MFC療法+TPLC   b. FAM療法+TPLC   c. EAP療法+TPLC   d. 5FU+leucovorin+TPLC   e. UFTM療法+TPLC  2. CDDP+UFT+TPLC  3. FP療法変法+TPLC  4. UFT+TPLC  5. 5′-DFUR(doxiflurid)+TPLC  6. 5 FU+TPLC XVI 胃癌の経過に関する考察 XVII おわりに  参考文献   索引

目次

LDHアイソザイムとイソクエン酸脱水素酵素
胃癌組織のLDHアイソザイム
各種胃粘膜のLDHアイソザイム
胃潰瘍と十二指腸潰瘍辺縁のLDHアイソザイムの経時的変化とICD活性値の推移
胃ポリープのmalignant potentiality
TPL投与によるLDHアイソザイムパターンの変化
大腸主病変のLDHアイソザイム
消化管各臓器の癌のLDHアイソザイム
細胞培養
癌細胞についての考察
Thyrabine、Panthetine、LacB、VitaminC(TPLC)の意味
胃癌の内科治療成績
症例
進行胃癌に対する具体的化学療法
胃癌の経過に関する考察

著者等紹介

大木一郎[オオキイチロウ]
1933年生まれ。医学博士。恵愛堂病院名誉院長、元群馬県立がんセンター東毛病院副院長。’59年群馬大学医学部卒業。’60年群馬大学第一内科入局。第43回日本消化器内視鏡学会関東地方会会長。第219回日本消化器病学会関東支部例会会長、国際胃癌学会会員。日本消化器内視鏡学会評議員、指導医。日本消化器病学会関東支部名誉会員、終身認定医。消化管粘膜温の研究でかなえ医学賞受賞

大友晋[オオトモシン]
1946年生まれ。医学博士。新橋病院院長。’72年群馬大学医学部卒業。’73年群馬大学第一内科入局。日本消化器内視鏡学会関東地方会評議員、日本消化器内視鏡学会専門認定医、日本内科学会認定医、日本消化器病学会認定医

清水正二郎[シミズセイジロウ]
1931年生まれ。医学博士。’58年群馬大学医学部卒業。生化学教室入局。元群馬県立がんセンター東毛病院検査室生化学部門主任
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品