誰のための熱帯林保全か―現場から考えるこれからの「熱帯林ガバナンス」

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誰のための熱帯林保全か―現場から考えるこれからの「熱帯林ガバナンス」

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  • サイズ 46判/ページ数 280p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784787721037
  • NDC分類 654
  • Cコード C1036

内容説明

「責任ある生産と消費」の裏側で起こっていること―。私たちの日用品であるトイレットペーパーやパーム油。環境や持続可能性への配慮を謳った製品が流通するなかで、原産地インドネシアでは何が起こっているのか。熱帯林開発の現場に生きる人びとが直面しているさまざまな問題を見つめ、「熱帯林ガバナンス」のあるべき姿を考える。

目次

現場から考える「熱帯林ガバナンス」のあり方―周縁化された「草の根のアクター」の視点から
1 誰のための「熱帯林ガバナンス」か(力を持つアクターたちがつくり出す「現実」とかき消される声―APP社「森林保護方針」に基づく自主規制型ガバナンスの事例;持続可能な森林経営をめぐるポリティクス―複雑化する現代社会で「人と人の信頼」は再構築できるか)
2 認証制度が現場にもたらしたもの(パーム油認証ラベルの裏側―文脈なき「正しさ」が現場にもたらす悪い化学反応;大規模アブラヤシ農園のRSPO認証取得と取り残された労働者たち)
3 「住民の同意」とは何か(インドネシア最大手の製紙会社による「紛争解決」と「住民の同意」;「住民との同意」は本来の目的を果たせるのか)
4 土地支配の強化のなかで生きる営みが「違法」とされていく人びと(人びとはなぜ「不法占拠者」になったのか―強制排除された人びとの生活再建に対する社会的責任;カンパール半島における土地支配の強化と再生産される「違法伐採」)

著者等紹介

笹岡正俊[ササオカマサトシ]
東京大学大学院農学生命科学研究科博士課程単位取得退学。博士(農学)。北海道大学大学院文学研究院准教授。専門は環境社会学、ポリティカルエコロジー

藤原敬大[フジワラタカヒロ]
九州大学大学院生物資源環境科学府森林資源科学専攻博士後期課程修了。博士(農学)。九州大学大学院農学研究院准教授。専門は森林政策学、林業経済学、ポリティカル・フォレスト論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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makimakimasa

10
スマトラやカリマンタンの紙パルプ(特にAPP社)やパーム油の話が主で、自分が仕事で扱う合板はコラムで少し触れられる程度だったが、認証制度の歪みや伐採地での住民トラブル(国有林の慣習的利用者vs事業許可獲得企業)など、普段見えにくい森林現地の問題背景が非常に勉強になった。企業のCSRを評価・広報する会社が現場確認していない点や、企業が自社設立のNPOを利用する事でイメージ向上を図ってきたなど、信じて良い情報の見極めが重要。WWF(FSC発足の中心)ジャパンも寄付金の情報公開をしていないのが自己矛盾している。2024/02/16

Hiroo Shimoda

10
森林経営のリアル、住民問題がどういうものか具体的に分かってきた。これからカーボンニュートラルで森林は注目されると思うが、環境保護の結果として人権侵害になっては意味がないな。2021/07/01

Y.Yokota

4
インドネシアの製紙企業やアブラヤシ農園で、どのように森林と地域住民の生活が守られているのか、というより守られていないのか、について書かれた本。ティッシュやコピー用紙、パーム油などの認証制度(アスクルとかでよく見るやつだ)がどのように成り立っているか、それが正しく機能せずに住民が不法占拠者にされたり、児童労働などの問題があることが、現地取材と企業などへの聴取をもとに解説されている。紙製品もパーム油を使った食品も、消費する側としては他国の問題とせずに考えなければならないと思う。2022/05/14

Go Extreme

1
現場から考える熱帯林ガバナンスのあり方:周縁化された草の根のアクターの視点 誰のための熱帯林ガバナンスか 力を持つアクターたちがつくり出す現実とかき消される声 持続可能な森林経営をめぐるポリティクス 認証制度が現場にもたらしたもの パーム油認証ラベルの裏側 住民の同意とは何か インドネシア最大手の製紙会社による紛争解決と住民の同意 住民との同意は本来の目的を果たせるのか 土地支配の強化のなかで:生きる営みが違法とされていく人びと  人びとはなぜ不法占拠者になったのか 土地支配の強化と再生産される違法伐採2021/04/27

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