シリーズ「遺跡を学ぶ」<br> 石鍋が語る中世―ホゲット石鍋製作遺跡

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シリーズ「遺跡を学ぶ」
石鍋が語る中世―ホゲット石鍋製作遺跡

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  • サイズ A5判/ページ数 96p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784787718327
  • NDC分類 210.3
  • Cコード C1021

内容説明

九州の西の端、長崎県の西彼杵(にしそのぎ)半島の山中には、滑石の岩壁をくりぬいた痕跡が無数に残っている。これは中世に石鍋を盛んに製作した跡で、つくられた製品は、北は青森から南は琉球列島にまで運ばれた。山中での石鍋製作と広域に流通した実態を明らかにする。

目次

第1章 西海の岩壁彫刻(岩肌に刻まれた職人の技;中世の煮炊き道具・石鍋;「滑石の宝庫」西彼杵半島)
第2章 ホゲット石鍋製作遺跡(石鍋を追った先人たち;山中に広がる製作所跡;他地域の製作所跡;石鍋製作の実態と変遷)
第3章 列島に普及した石鍋(どこで出土しているのか;だれが運んだのか;どのように使ったのか;石鍋が語る中世の実像)
第4章 石鍋の終焉とこれから(石工技術の伝播;石鍋製作所の終焉;今後の石鍋研究と遺跡の保護)

著者等紹介

松尾秀昭[マツオヒデアキ]
1979年、長崎県佐世保市生まれ。国士舘大学文学部卒業、別府大学大学院文学研究科修士課程修了。佐世保市教育委員会社会教育課主任主事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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うしうし

2
長崎県西彼杵半島に位置するホゲット石鍋製作遺跡の概説本。・東大寺文書によると、牛1頭の値段(四十疋)と石鍋4口(1口が十疋)の値段が同じで、石鍋が高価なモノであったことがわかる。・日本の石鍋には石製の蓋はなく、木の蓋が使われていた。門前遺跡(長崎県佐世保市)で、石鍋とともに木の蓋が出土(p47-48)・沖縄では縦耳型石鍋のみが出土し、鍔付型石鍋はほとんど出土しない。また、縦耳型石鍋を摸した「石鍋模倣土器」がある(p58-60)。2018/01/06

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