内容説明
今この瞬間に気づくとは、過去や未来のことを絶対に考えないということではありません。過去や未来を深く見つめながらいつでも現在に意識をしっかりと置く、それによってどんな怖れや悲しみにも飲み込まれないようになります。相互存在(インタービーイング)の教えは、過去が現在をつくり現在が未来をつくると言っています。今ここに触れれば、それだけで過去と未来に触れていることになるのです。
目次
ひとりで生きるより良き道の教え(経典;経典解説;ブッダの教えを実践する)
大いなる人の八つの悟り(仏説八大人覚経)(経典;経典解説;日常に生かすための実践のヒント)
幸福についての教え(吉祥経)(経典;経典解説)
付録 五つのマインドフルネス・トレーニング
著者等紹介
ティク・ナット・ハン[ティクナットハン] [Thich Nhat Hanh]
1926年、ヴェトナム中部生まれ。十六歳で出家し禅僧になる。1960年代初めにサイゴンで、仏教の非暴力と慈愛にもとづく社会福祉青年学校、ヴァン・ハン仏教大学、ティエプ・ヒエン(相互存在)教団を創設。1966年、平和使節としてアメリカとヨーロッパを歴訪。アメリカ政府やペンタゴンに平和提案を行う。その中立的な立場からの平和と停戦の主張を理由に、政府から帰国を拒否され、以後フランスでの亡命生活に入る。フランスでは最初パリに在住、1982年に南部ボルドーに仏教の僧院・瞑想道場である「プラムヴィレッジ」を開き、難民を受け入れ、生活と一体になった瞑想を実践しつつ、世界中から多数の参加者を受け入れ、瞑想会(リトリート)や研修を行っている
島田啓介[シマダケイスケ]
1958年生まれ。精神科ソーシャルワーカー(PSW)・カウンセラー。ワークショップハウス「ゆとり家」主宰。農業をベースにした自給的生活と、からだとこころの癒しの提供に取り組む。ティク・ナット・ハンのメソッドによる瞑想会「気づきの日」を主宰。その他にも、マインドフルネスをテーマにした講演会、ワークショップ、研修を各地で開催(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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