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目次
コケコッコーとビーフステーキ、または小芸術としての日常神話
オペラのあらすじ
リブレット対訳
トッレ・デル・ラーゴのボヘミアン、《ラ・ルパ》とレオンカヴァッロ
プッチーニ、イッリカ、ジュリオ・リコルディのあいだの往復書簡
《ラ・ボーエム》―リアリズムとパテティズムのあいだで
トリノ初演の批評
ウィーン初演の批評
プッチーニの愛すべき悲劇
マノンとミミ
愛の旋律―プッチーニの《ラ・ボエーム》における音楽について
《ボエーム》の新しさ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
azimuth
2
華やかな街カルチェラタンに暮らす享楽的で賑やかなボヘミアンたち。喜劇的要素と悲劇的要素の比率、対比、配分が優れている。前半がボエームの台本で、後半はボエーム及びプッチーニの作品に関する論評。読むと、オペラというものはテキストと音楽が密接に絡み合い、相乗効果をもたらすよう計算に計算を重ねて作り上げられたものであるということがわかる。台本を読んだところで、その作品の半分も鑑賞したことにならないのだろうな。2011/10/29
のほほんなかえるさん
0
愛って、恋とは違う。その違いが気になる方はぜひともご覧ください。プッチーニ・オペラ「ラ・ボエーム」。音楽も歌も詩的にのびやかに。そして青春時代の終わりを告げる冬の終わり。様々なイメージがギュッと凝縮された2時間。味わい深し。2012/01/19
うな坊
0
台詞を確認するために借りた。表紙の写真が秀逸。「ああ、なんて冷たい手」2010/11/28