内容説明
3世紀中頃から350年にわたって、日本列島に多数の前方後円墳が造られた。世界でも稀にみる巨大墳墓はなぜ造られ、いかなる社会的役割を負っていたのか。ヤマトと地方の王の関係、生産システムやムラの実態、東アジアとの交流などをビジュアルに解説する。
目次
はじまりは卑弥呼から
古墳文化のプロローグ
古墳のかたちの意味をさぐる
外形と埋葬施設のモデルチェンジ
時代をうつす副葬品
巨大前方後円墳の移り変わり
埴輪とは何か
前方後円墳の実像
ヤマトの王と地方の王
さかんな東アジアとの外交〔ほか〕
著者等紹介
若狭徹[ワカサトオル]
1962年生まれ。群馬県出身。博士(史学)。高崎市教育委員会教育部文化財保護課係長。明治大学文学部史学地理学科考古学専攻を卒業後、史跡保渡田古墳群の調査・整備、かみつけの里博物館の建設・運営にたずさわる。2010年に濱田青陵賞・藤森栄一賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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