自立の呪縛―ホームレス支援の社会学

個数:

自立の呪縛―ホームレス支援の社会学

  • 出版社からのお取り寄せとなります。
    入荷までにおよそ1~3週間程度かかります。
    ※商品によっては、品切れ等で入手できない場合がございます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷までの期間】
    ■通常、およそ1~3週間程度

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆上記期間よりも日数がかかる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆品切れ・絶版等により入手できない場合がございます。
    ◆品切れ・絶版等の確認に2週間以上かかる場合がございます。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • 店舗受取サービスはご利用いただけません。

    ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
  • サイズ B6判/ページ数 413p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784787710024
  • NDC分類 368.2
  • Cコード C1036

内容説明

ホームレスの増加と可視化が日本の社会問題となり、行政による就労自立施策が進められるなかで、ホームレス当事者、ボランティア、地域住民の三者に関する検討を通して、ホームレスをめぐる支援関係を社会学的に考察する。

目次

序章 ホームレス問題とホームレス支援
第1章 問題の所在―ホームレス問題の社会的構築
第2章 ホームレスをめぐる社会状況―個人化と社会的排除
第3章 ホームレスの類型化に関する検討
第4章 支援当事者としてのホームレス―インタビュー調査の結果から
第5章 ホームレス支援をめぐる医療・福祉ボランティアの意識と実践―インタビュー調査・参与観察の結果から
第6章 ホームレスと地域―住民意識調査の結果から
終章 ホームレス支援における三つのアクター

著者等紹介

渡辺芳[ワタナベカオル]
1997年、東洋大学大学院社会学研究科博士前期課程修了。2007年、東洋大学大学院社会学研究科博士後期課程修了。博士(社会学)。現在、東洋大学人間科学総合研究所奨励研究員。2010年度より東洋大学非常勤講師。研究調査活動に並行して神奈川県川崎市でホームレス支援に関わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひつまぶし

1
1〜3章がすごく良くまとまっていて勉強になった。社会的に構築された問題としてのホームレス、そのホームレスとかかわるアクターの位置付け、社会的排除の構成などに加え、社会学の理論とホームレス問題の先行研究に過不足なく目配りして整理されている。調査データに基づく4〜6章もそれぞれ興味深い。しかし、前半の議論が後半の調査から新たな知見を導き出すための枠組みになっていないので、一冊の研究書としての評価は難しい。とはいえ、ものすごい労力が詰まっているのは確かだし、こういう整理をきっちりやってくれているのはありがたい。2021/10/02

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/342468
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品