内容説明
一九六五年、埼玉県所沢市の西南端、狭山丘陵裾野の畑で一つのナイフ形石器がみつかった。そこからはじまる綿密な発掘と丹念な石器の接合作業が、ついに二万年前の人びとの日常の一こまを浮かび上がらせた。旧石器人の足跡を明らかにした遺跡発掘のドラマを追う。
目次
第1章 二万年前の日常をさぐる原点
第2章 石器からわかる人の動き
第3章 二万年前のムラ
第4章 旧石器時代の武蔵野台地
第5章 砂川遺跡に暮らした人びと
第6章 次代へとつづく調査と研究
著者等紹介
野口淳[ノグチアツシ]
1971年、東京生まれ。明治大学大学院博士前期課程修了。国際日本文化研究センター講師を経て、明治大学校地内遺跡調査団調査研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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