内容説明
秘書の綾乃は、もののはずみで社長の名久井に「子どもが欲しい」と打ち明けてしまい、一夜を共にする事態に!後日、願い通りに子どもを授かった綾乃。するとなぜか名久井までが大喜びで…!?「本能で俺を求めるように仕込んでやる」―思い違いから、過保護なまでの寵愛と高級マンションでの溺愛同居がスタート。ひとりで産むつもりだったのに、次第に彼からの求愛にほだされていき…!?
著者等紹介
兎山もなか[トヤマモナカ]
2015年デビュー。以降、ティーンズラブ小説、ライト文芸小説、漫画原作など幅広く活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
れーち
4
★★★☆☆2020/02/02
十六夜
3
試し読みを読んじゃって続きが気になって購入。シングルマザーに育てられたヒロイン、自分もそれに倣って父親なしで母親になるぞ! と意気込んで、ひょんなことから社長と関係もって妊娠するが、社長のほうは結婚する気満々だったから妊娠発覚後にお互いびっくりして、みたいな感じ。確認不足というのは恐ろしいものだわね。結局はヒロインが過去の後悔から意固地になっていたことがわかって、ヒーローとも無事に結婚するけど、本当にヒロインもっと早く素直になりゃいいのにって感じだったわ……2020/01/17
早帆ママ
3
理由はあれど綾乃が頑な過ぎてちょっとイラッとした。名久井が一途で好感を持った。子供の幸せを願わない親は殆どいない(稀にそうでない親もいるけれど)と思うし、シングルマザーでやっていくのは想像以上に大変だと思う。ハッピーエンドで本当に良かった。2020/01/16
Witch
1
作者買い。主人公の拘りの強さが共感出来ず少し残念。2020/08/30
ナナイロ
1
電子版。途中でヒロインの頑なさにややイライラしつつも、おもしろく読めた。これは一重にヒーローの我慢強さのおかげかな、と。そして、兎山もなかさんの心理描写の丁寧さがとでも好印象。2020/08/20