挑発するセクシュアリティ―法・社会・思想へのアプローチ

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  • サイズ B6判/ページ数 346p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784787709011
  • NDC分類 367.9
  • Cコード C1036

出版社内容情報

ジェンダー論や性同一性障害が広く認知される一方で、国家による「性」への介入、セクシュアル・マイノリティへの無関心、「家族」愛の押し付けが広がっている。セクシュアリティも社会的に「つくられる」とする視点から、今日の法と社会、人間のあり方を照らし出す。

内容説明

日々の出会いやメディアのなかで、セクシュアリティはわたしたちを挑発している。セクシュアリティに無関心な人びとを含めて、わたしたちはセクシュアリティから逃れられない時代を生きているのだ。「性」の視点から人間と社会を問い直す。

目次

1 法とセクシュアリティ(セクシュアリティを「法」の問題として考える;ジェンダー法学・トラブル!?;セクシュアル・ハラスメント再考)
2 社会とセクシュアリティ(同性婚批判;「ゲイのエイジング」というフィールドの問いかけ―「生き方を実験しあう共同性」へ;夫婦関係におけるセクシュアリティ)
3 思想とセクシュアリティ(セクシュアリティ研究の困難;性とコスプレ・コミュニケーション;「乱交の思想」再生)

著者等紹介

関修[セキオサム]
東洋大学大学院文学研究科博士後期課程(哲学専攻)単位取得退学。現在、明治大学法学部非常勤講師。専門分野はフランス現代思想・文化論

志田哲之[シダテツユキ]
早稲田大学大学院人間科学研究科博士後期課程修了。博士(人間科学)。現在、神奈川大学・跡見学園女子大学ほか非常勤講師。専門分野はセクシュアリティ研究、家族社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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