内容説明
エコロジーの危機およびエコロジーに関する議論について、今日の社会システムと結びつけて論じた本書は、ルーマン社会学を理解するための格好の入門書である。
目次
社会学的禁欲
原因と責任?
複合性と進化
共鳴
観察の観察
社会的作動としてのコミュニケーション
エコロジカルな知識と社会的コミュニケーション
バイナリーコード
コード、基準、プログラム
経済
法
学術
政治
宗教
教育
機能的分化
制限と増幅―過小な共鳴、過剰な共鳴
全体像の提示と自己観察―「新しい社会運動」
不安、道徳、理論
エコロジーのコミュニケーションの合理性について
環境倫理
著者等紹介
ルーマン,ニクラス[ルーマン,ニクラス][Luhmann,Niklas]
1927‐1998年。20世紀を代表する社会学者の一人。もっとも重要な功績は、新たなシステム理論を社会学理論に結びつけ、一つの社会理論を発展させたことにある。フライブルク大学で法律を学んだ後、ニーダーザクセン州の行政官として勤務。タルコット・パーソンズの社会学に徹底的に取り組むためハーバード大学へ留学。その後、ミュンスター大学で博士号、教授資格を1年で取得。1969年、新設されたビーレフェルト大学に教授として就任。1993年定年退官
庄司信[ショウジマコト]
1958年、山形県生まれ。一橋大学社会学研究科博士課程中退。ノースアジア大学准教授。専攻は社会学理論、社会哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
roughfractus02
mnemosyne
madofrapunzel
sk_8242
なんみょう