内容説明
日本の饅頭はなぜ小豆入りなのか?イエズス会の宣教師たちは何を食べていた?城下町の発達と麺食普及の関係とは?「江戸わずらい」ってどんな病気?牛肉は「薬用」?「食用」?など、古代からめまぐるしく変化してきた日本の食生活を、数々の食物、調理法、宗教の伝来を通じてわかりやすく解説。
目次
第1章 食文化をめぐる世界と日本
第2章 神代の食文化
第3章 古代の食文化
第4章 中世の食文化
第5章 近世初頭の食文化
第6章 鎖国時代の食文化
第7章 近代の洋風食文化
第8章 現代日本の食文化
終章 歴史の教訓を生かそう
著者等紹介
安達巌[アダチイワオ]
(株)あけぼのパン常務、(株)中村屋顧問、業界団体の幹部を歴任、現在著述業、ニューフード政策研究会代表幹事
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感想・レビュー
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めのこ
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出版されたのは今より大分昔のようですが、著者は昨今の糖質制限ブームをどう思っているのだろう とふと思いました。 が、それは置いておいて。 創作の資料に日本食の歴史を調べたくこの本を手に取りました。古代から実にわかりやすく、食べ物の歴史が書かれており、面白く勉強になりました。歴史を追って京都の豆腐など、現地に食べに行きたくなりました。 2016/07/26
アキコ
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難しい本かと思いきや、とても読みやすくて勉強になりました。 日本がいかに海外に影響されて今の食生活になったのかがよくわかります。2021/07/15