感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
紅花
13
2004年遣唐使「井真成」の墓誌が発見された事からお話が始まる。当時の遣唐使の意味、過酷な旅、文化などが真成の障害と共に分かりやすく紹介されている。最後は悲しかったけど、とても面白かった。とうちの子供たち。高学年に是非お勧め。2016/08/25
けいこん
10
唐で亡くなった遣唐使、井真成の生涯を軸に、当時の生活の様子、遣唐使の役割、そして日本と中国の交易の歴史に思いを馳せる物語。小学生に分かりやすく、また感情移入できる物語になっている。歴史とは人々の思いと行いの積み重ねだと感じた。2016/02/22
ツキノ
6
(E-107-432)遣唐使といえば歴史の教科書に載っていて必ずテストに出る最重要項目。この絵本では2004年に西安で見つかった墓誌に書かれていた「井真成」(いのまなり・中国ではセイシンセイ)の物語。阿倍仲麻呂や吉備真備が友人として描かれている。2020/05/24
こどもふみちゃん
5
遣唐使のはなし。阿倍仲麻呂、吉備真備も登場、玄宗皇帝と楊貴妃までちょっと登場。綿花の種を倭国(日本)に伝えたかったまなりくんの話。2015/03/13
ゆう
3
命をかえりみず大海を渡った遣唐使と、海の向こうにたどり着いた彼らの物語。この絵本で初めて知ったまなりのこと。まだ発見されていない歴史が眠っているかもしれないということを考えるだけでウキウキします。2017/05/04