著者等紹介
ライラント,シンシア[ライラント,シンシア][Rylant,Cynthia]
アメリカの児童文学作家。ニューベリー賞の『メイおばちゃんの庭』(あかね書房)をはじめ多くの作品がある
こしばはじめ[コシバハジメ]
本名・小柴一。翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mntmt
20
こういう子どももちゃんと受け止めている周りの大人たちが素敵です。原題:Alligator Boy2016/01/26
Cinejazz
15
ここは、ニュ-ヨ-クのアメリカ自然史博物館。ママに連れられてやって来た坊やが、巨大ワニの剥製を前にして「ずっと、子どもでいるのは、もう飽き飽き。変身できたらいいな❢」...すると、遠い国にいるお婆ちゃんが電話口で「いいことを思いついたわ❢」…大きな箱が届きました。坊やがひっぱり出してみると、ワニの頭ととても長い尻尾「ヘンシ-ン❢」坊やは、立派なワニになりました...「ワニになっても、よろしくね」お父さんは頷いて、ワニの緑いろの頭をなでました...でも、お母さんは、とても心配になって「もう人間の↓2025/01/09
ヒラP@ehon.gohon
13
子どもの変身願望なのか、現実回避なのか、さらにアイデンティティー表明なのか、ワニになりきろうとする深い意味を見逃してはいけないけれど、始めから受けとめる父親と、あわてふためく母親の違いが笑えます。 最後のページを見ると、少年はワニになることで、素敵な少年時代を過ごすことができたようです。 ワニにならなかったら、引きこもりだったのかな。2016/09/20
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
6
子どもでいることに飽きちゃった子どもが、ある日ワニに変身しちゃった!2019/04/17
遠い日
6
子どもの変身願望は時として唐突で、信じ難いようなことを平気で言う。現実を突き破るためには、それは譲れないものなのだろう。ワニとして過ごした時間が幸せだったということに救いがある。振り返る今はもう、ワニでいられなくなったのか、いや、ワニでいなくても幸せになることができるようになったのだろう。2013/11/30
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