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内容説明
破産した実業家が自殺しようとした納屋には自殺寸前の軍人がいた。自殺願望をもつ人たちを集めながら、集団自殺の地を目指してバスツアーが出発する。やがて人々のあいだに思いもよらないことが…。独特のブラックユーモアを駆使して、増加する自殺志向の現実に切りこみ、生きる力の源を問う。映画化され、多くの国々で翻訳、出版されている現代フィンランド文学の名作。
著者等紹介
パーシリンナ,アルト・タピオ[パーシリンナ,アルトタピオ][Paasilinna,Arto Tapio]
1942年フィンランド生まれ。新聞記者出身。『野ウサギの年』(『行こう!野ウサギ』めるくまーる刊)、『幸せな男』、『首吊り狐の森』、『心優しき毒造り』、そして『魅惑の集団自殺』などを通し、一躍国民的なユーモア作家となる
篠原敏武[シノハラトシタケ]
1945年東京生まれ。出版社の編集者を経て、1976年フィンランドに渡る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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