内容説明
芥川龍之介が見た、漱石が書いた。日本の「鉱都」をめぐる29の物語。
目次
第1章 古河市兵衛をめぐる人々(陸奥宗光・渋沢栄一との出会い;田中正造の足尾巡視写真の発見 ほか)
第2章 文人たちの足尾(滝沢馬琴・雲井龍雄の足尾庚申山;漱石、芥川龍之介、伊藤左千夫、長塚節、山本有三 ほか)
第3章 本の道草(吾妻健三郎と和田英が目撃したもの;足尾の栃の木と高村光雲 ほか)
第4章 写真師・一徳のこと(明治期「産業写真」の発掘;足尾銅山御用写真師・小野崎一徳 ほか)
著者等紹介
小野崎敏[オノザキサトシ]
1934年、栃木県足尾町に生まれる。東京都立大学工学部工業化学科卒業後、日鉄鉱業(株)に入社。同社取締役、釜石鉱山(株)代表取締役などを歴任。現在、日鉄鉱業(株)名誉顧問。「NPO法人足尾に緑を育てる会」や「NPO法人足尾歴史館」の設立に参画(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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