寺子屋ブックス 脚本家になる方法

福田 卓郎【著】

青弓社（2000/01発売）

• サイズ B6判／ページ数 196,／高さ 19cm
• 商品コード 9784787291370
• NDC分類 901.27
• Cコード C0395

出版社内容情報

人の心をとらえて揺さぶる別世界を組み立てること、それは孤独な作業でもあり、共同作業でもある。脚本家に必要な資質やデビューの方法、プロとして生活するコツなど、現役脚本家が書く、脚本家をめざす人のための実践的入門書。

はじめに

１　脚本家とはいったいなんなのか
　（１）脚本の種類――活躍する場はたくさんある
　（２）脚本家について――つらいからこそ喜びがある？
　（３）用語解説

２　こうやって脚本は書く！
　（１）企画を立てる――創作意図をもて！
　（２）脚本を書く――履歴書作成からプロット、ハコ、シナリオまで

３　脚本家という仕事
　（１）ドキュメント・一本の映画ができるまで

４　脚本家への道
　（１）デビューするために――書いて、見せなきゃ、始まらない
　（２）映画・テレビドラマ・ラジオドラマの脚本家としてデビューする方法
　（３）マンガ原作者・劇作家としてデビューする方法

５　私はこうやって脚本家になった
　（１）ドキュメント・脚本家になるまで

６　脚本家として生活する
　（１）脚本家の数――シビアな現実を繁栄している？
　（２）脚本家の収入はどのくらい？
　（３）脚本家の日常――締め切りに追われ、営業をして……
　（４）脚本家にせまるトラブル
　（５）脚本関係の団体
　（６）日記に見るある脚本家の日常生活――優雅な生活・過酷な生活

あとがき

内容説明

脚本家は、芸術家ではない、職人だ！人の心をとらえて揺さぶる、別世界を組み立てること―それは孤独な作業でもあり、共同作業でもある。脚本家に必要な素質とは？ジャンルによる発想の違いとは？プロットからシナリオまでのプロセスとは？そしてどうやってデビューし、プロの脚本家として生活していくのか？テレビ・映画・演劇・マンガ・ラジオなど、あらゆるジャンルで活躍する現役脚本家にしか書けない、詳細にして実践的なガイド。脚本家を夢見るのではなく、職業としての脚本家をめざす人のための入門書。

目次

第１章　脚本家とはいったいなんなのか
第２章　こうやって脚本は書く！
第３章　脚本家という仕事
第４章　脚本家への道
第５章　私はこうやって脚本家になった
第６章　脚本家として生活する

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[きたむらさんえ]

図書館本。それぞれ脚本家という職業について、どうしたらなれるのか、説いています。

2016/01/06

[Luo Yang]

脚本の書き方については基礎知識をちょっとだけ、という感じですが、むしろ脚本家という生き方のありようがいろいろとわかって、とてもよい本でした。

2015/02/21

[のずみ]

脚本家がどうやって作品を世に送り出しているのか、またどのような生活を送っているのかがよくわかる本。脚本家という職業に就きたい人が、脚本家として働くイメージを持つのにもってこいの本です。 どんな仕事をするのでも当てはまりますが、どんな風に働くようになるのか、どんな風に生活することになるのか、現実を知ってイメージすることって大事です。

2014/09/02

[サラ]

脚本の基礎について少し。しかし、他にもプロット論や技巧に関しては色々読んでいるので、それよりは、仕事の内容や様子についてのほうを参考にさせていただいた。

2012/09/30

[もじゃ]

基礎から勉強したいと思って色々読んでみる。脚本家の仕事についてわかりやすく書いてあるので面白かった。書き方について知りたいなら他の本を読んだほうがいいかも

2012/04/29