内容説明
あのアニメ映画が秘めているおもしろさを徹底解明!「いわゆる大作」の魅力を深く掘り下げるだけでなく、「これこそは」という隠れた名作や小作品も紹介。マンガ家やクリエーター、脚本家など、創作の担い手の発言も取り入れて、舞台裏からもアニメ映画の魅力に迫る!
目次
第1部 アニメ映画を楽しもう!(アニメ映画は社会を映す鏡―キャラクターの純粋さと社会へのメッセージ;世界のなかの日本アニメ;小女は世界を変える―隣の“魔法”少女たち;悪の美学―敵が強くなければヒーローは輝かない;すべてはここから始まった!―映画としてみる『宇宙戦艦ヤマト』シリーズ)
第2部 作る側のネライと舞台裏(『神霊狩‐GHOST HOUND』回想;極私的『ヱヴQ』―アニメとゲームのはざまで;クリエーターはなぜ『天空の城ラピュタ』を仰ぎ見るのか?;アニメーションスタジオ・ケージに見たもの)
著者等紹介
川上大典[カワカミタイテン]
1980年、鹿児島県生まれ。ゲームシナリオライター、プランナー。セガ第一研究開発本部。梅本竜氏に師事。児童文学同人誌「鬼ヶ島通信」第42号でエッセーが入選(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ニョンブーチョッパー
4
★★☆☆☆ アニメ映画の内容紹介部分が多く、観てない作品が多かったせいか、どうにも書かれている内容が伝わってきにくい。もう少し、内容紹介は抑えめにして、裏話や解釈が多い方が好みだったな。2019/01/20
スプリント
4
前半の評論より後半の制作側からみた映画評が読み応えがありました。2015/07/31
ノラえもん
2
サラッと読めます。個別の作品で気になったらそれぞれの評論を読むのがいいのかなと思います。2018/03/04
mitsu
1
普通の評論以外に制作関係者の著書もあり、そこは面白かったです。2017/08/16
ぷほは
0
人文系のテクスト分析や表象分析でアニメが取り上げられる論文を読む機会があるので、正直このテの本は物足りない。扱われているのもメジャーな作品が多いように思うので、ディープなアニメファンは最初からこういう本は買わないだろうし、ディープではないライトな人は逆にこの本で書かれていることがアニメ映画のおもしろさだとは考えない方がいいだろう。しかし知らない作品もあるにはあったので、発見が全くなかったわけではない。立ち読みで十分だったかもしれない、という後悔はあるが。。小中千昭の文章がまぁ貴重といえば貴重かな~。2015/08/14
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