内容説明
美しい音でヴァイオリンを奏でるアイデアが満載。「音程の改善やヴィブラートをうまくかける方法」「美しい音で弾くための姿勢やボーイングの仕方」「美しい音の楽器を選び、美しい音を維持するコツ」「効率よく練習したり、自分に合った教室を探すヒント」などを集成。
目次
第1章 ヴァイオリンで美しい音楽を奏でるための考え方(ヴァイオリンの弾き方―音楽のルールどおりに、楽器の振動をじゃましないで;演奏技術以前のこと―演奏とは音楽で話をすること;ボーイング―均質に動かすこと、楽器の振動を生かすこと;音程―左指の技術だけではなく、総合的改善で音程はよくなる;ヴィブラート―手がねじれないことと、均質にかけること)
第2章 効率的・効果的な練習をするための考え方(練習とは―練習の目的は曲がうまく弾けることにある;単純な基礎練習―安定した演奏をおこなうために;音階練習・練習曲についての知識;曲を練習する手順―演劇に例えるとわかりやすくなる;効率的練習のヒント―手を動かす練習だけでなく;効率的な練習をする際に便利なアクセサリー)
第3章 「いいヴァイオリン」を選ぶ考え方と知識(「いいヴァイオリン」とはどんなヴァイオリン?;ヴァイオリン選びは楽器店選び―楽器店についての知識と多くのヴァイオリンを見る機会をもつこと;初心者のためのヴァイオリン選び;よりいいヴァイオリンにアップグレードしたい―理想のヴァイオリンに出会うために;オールドヴァイオリンの実像について知る;弓を選ぶ―弓でも音色や弾きやすさが大きく変わります;松脂・ケース・肩当て―ヴァイオリンを弾くのに必要なアクセサリー)
第4章 ヴァイオリンを扱う考え方―自分で最小限のメンテナンスをする知識(ヴァイオリンは自分である程度メンテナンスをする;弦の交換時期とペグ調整―練習の効率に大きく影響します;ヴァイオリンの掃除;温度と湿度の管理―高温と乾燥に特に注意;弓の取り扱い;ノイズが出たとき、トラブルが出たときの対処方法)
第5章 ヴァイオリンを習うことについて―指導の側から(ヴァイオリンの先生を探す―何を学ぶためにレッスンを受けますか?;先生とうまく付き合っていくために;無意味な指導を避けるために心がけていること―指導の側から;ヴァイオリンの道を進む―楽しみと苦しみのなかで出会う景色の数々)
著者等紹介
石田朋也[イシダトモヤ]
1974年、愛知県生まれ。2000年名古屋大学大学院人間情報学研究科修了。ヴァイオリンを5歳から始め、大学在学中の1993年からヴァイオリンの指導をおこなう。大学院修了後、IT企業でコンピュータ技術者としてNTTドコモのiモードプロジェクトなどに携わる。退職後、2005年からヴァイオリン情報サイト「ヴァイオリンがわかる!」を開設し、大人向けのヴァイオリン指導とヴァイオリン属の弦楽器に特化した写真家としての仕事をおこなう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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