内容説明
CDの売り上げ減に苦しむ音楽業界だが、それに反比例してライブコンサートやイベントは市場規模が拡大している。ライブ産業全体の動向を踏まえながら、ライブハウス・クラブ・フェスティバルなどのイベントから、ストリートや発表会などのミニマムなライブ、インターネットやアキバ系まで、各シーンの状況を活写して、ライブカルチャーの未来を展望する。
目次
序章 ライブの世界
第1章 予定調和のパフォーマンス―エンターテインメントシーン
第2章 搾取されるミュージシャン―ライブハウスシーン
第3章 ディスクとライブのせめぎ合い―クラブシーン
第4章 日常と非日常のボーダーライン―フェスシーン
第5章 見せかけのオルタナティブ―ストリートシーン
第6章 ヴァーチャルの浸食―インターネットシーン
第7章 クール・ジャパンの台頭―アキバ系シーン
第8章 開放されたステージ―発表会シーン
終章 再び、ライブの世界
著者等紹介
宮入恭平[ミヤイリキョウヘイ]
1968年生まれ。大学非常勤講師(東京経済大学、法政大学、国立音楽大学、関東学院大学)。東京経済大学大学院コミュニケーション学研究科博士後期課程単位取得退学。専攻は社会学、ポピュラー文化研究、カルチュラル・スタディーズ
佐藤生実[サトウウミ]
1979年生まれ。ファッショントレンド調査者。東京経済大学大学院コミュニケーション学研究科博士後期課程単位取得退学。専攻はカルチュラル・スタディーズ、身体文化論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
韓信
銀木犀
qoop
-
- 和書
- 紅茶の本 講談社英語文庫