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内容説明
ミュージックシーンを突っ走るジュリーが私たちに与えてくれるものは何か?熱い情熱と義の心で歌い続ける沢田研二はどこへいくのか?沢田研二に支えられ励まされてきたファンの立場から、ロック歌手としてのありのままの姿を描写する。
目次
1 ワイルド・ジュリーの現在
2 ジュリーと歌謡ロック
3 タイガースと祭りのあと
4 団塊世代の葛藤と沢田研二の沈黙
5 節度あるジュリーチーム
6 「あの事件」とその後
7 渡辺プロダクションからの独立に秘められた使命
8 女性たちと再生
9 ジュリーの任侠と抵抗
10 超越する身体性
11 「文吉」の再生と、守るべき秩序
著者等紹介
佐藤明子[サトウアキコ]
1965年、京都府生まれ。出版社勤務を経て、「京都子連れパワーアップ情報」などの情報誌に執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
最終バック九番手
2
ただのファンがふつうに入手できるものをもとにここまで書き上げたのは正直すばらしいことだと思うがそのことと本の内容が面白いかどうかはまったく別の話である…第1刷発行:2008年1月21日…本体1600円2010/07/29
かやの
1
私が初めてファンになった芸能人が沢田研二だった。ひろみも秀樹もゴローもピンと来ず、強いて言えばにしきのあきらかな…って感じの、ちびまる子ちゃんド世代のシブい子ども時代を送っていた自分ですが、アイドルとは一線を画したジュリーだけは、追いかけずにはいられなかった。老害となった今から遡っていっても、ここかしこに散見されるそのエキセントリックさが、その後ダメンズを渡り歩くことになった幼い私の胸に刺さったとでも言いますか…。もちろん今でも彼からは目が離せないでいる。「土を喰らう十二ヵ月」も観てしまうんだろうなぁ。2022/07/26