出版社内容情報
特集では、人気・実力を兼ね備えたゴールデン・コンビ和央ようか&花總まりに、二人のこれまでを振り返ったサヨナラ論考を寄せる。また、小特集では、4年ぶりの再演と韓国公演を果たした『ベルサイユのばら』を考察。ほか、公演評や連載など盛りだくさん。
特集 サヨナラ和央&花總
こだわったのは、自然な演技――和央ようかの退団と宝塚歌劇の美学 向後雅子
永遠の少年性――和央ようかの魅力 上念省三
和央ようか私論・暴論 吉井美奈子
「花總まり」は走っていた――がむしゃらなタイトルロール 上念省三
花總まりの十二年間 薮下哲司
引き出しの迷宮――花總まりを送る 溝口祥夫
サヨナラの、微笑みがえしの向こう側――和央ようか、花總まりという仲良しコンビを送る 田中マリコ
イラストレポート「花總まりヒロインHistory」 やのかおる
サヨナラ、ゆら姐さん! やのかおる
サヨナラ麻愛めぐる 佐藤映子
小特集 『ベルばら』見ました。
オスカルが観た五人のオスカル――マリー・アントワネット生誕二百五十周年記念『ベルサイユのばら』〈フェルゼンとマリー・アントワネット編〉草葉たつや
ロザリーの恋 小竹 哲
歴史と思想、そして奇矯なるロザリー 溝口祥夫
『ベルばら』初演のころ 佐藤映子
笑えるけど、泣ける『ベルばら』 吉井美奈子
『ベルばら』の致死量――とあるファンの症状 田中マリコ
単発
イムケのタカラヅカ解体新書 第3回 イムケ・シモニス 翻訳・文責 川崎賢子
さらば、演出家・太田哲則――『カリブの太陽』から『不滅の恋人たちへ』まで 田中マリコ
ヒョンスンの夏、モー娘。の夏、タカラジェンヌの夏(一応「祝・『リボンの騎士』」) 溝口祥夫
宝塚の若手演出家群VS北林佐和子[補遺3]――後手・宝塚演出家、稲葉太地 田中マリコ
書評 『近代日本の音楽文化とタカラヅカ』津金澤聰廣/近藤久美編著 川崎賢子
公演評[2006年2月~2006年6月]
雪組『ベルサイユのばら』〈オスカル編〉 上念省三/石井冨美子
星組『ベルサイユのばら』〈フェルゼンとマリー・アントワネット編〉 守山実花
宙組『NEVER SAY GOODBYE』 林 優香子/石井冨美子/藤田ひろみ
月組『暁のローマ』『レ・ビジュー・ブリアン』 やのかおる/林 優香子/溝口祥夫/田中マリコ
花組『落陽のパレルモ』『ASIAN WINDS!』 佐藤映子
月組『想夫恋』 小竹 哲
花組『スカウト』 川崎賢子/林 優香子
花組『Appartement Cinema』 川崎賢子/小竹 哲
月組『あかねさす紫の花』『REVUE OF DREAMS』 やのかおる/小竹 哲/川崎賢子
湖月わたるダンシング・リサイタル『Across』 やのかおる
宙組『THE LAST PARTY~S.Fitzgerald’s last day~』 小竹 哲
月組『THE LAST PARTY~S.Fitzgerald’s last day~』 やのかおる
月組『Young Bloods!!』 上念省三
花組『Young Bloods!!』 上念省三/林 優香子
星組『Young Bloods!!』 上念省三
TCAミュージック・サロン『月組 エンカレッジ コンサート』 林 優香子/湯浅恵子
TCAミュージック・サロン『星組 エンカレッジ コンサート』 林 優香子/湯浅恵子/上念省三
TCAミュージック・サロン『花組 エンカレッジ コンサート』 林 優香子
新人公演評
雪組『ベルサイユのばら』〈オスカル編〉 上念省三/林 優香子/向後雅子
宙組『NEVER SAY GOODBYE』 林 優香子
月組『暁のローマ』 林 優香子
連載
スポットが消えたあとで25 宝塚の「女」――「エンカレッジ コンサート」から花總まりへ 上念省三
田中マリコのヅカ学20 『NEVER SAY GOODBYE』のトンデモバルセロナの世界――宝塚の民族考証の不可思議 田中マリコ
その後のOG16 「プリマダム」英マキ 田中マリコ
せんせい――届かなかった手紙 第7回:木村信司先生へ二回目のお手紙 溝口祥夫
宝塚歴史館16 一九三九年、宝塚アメリカ公演コネクション 川崎賢子篇
草葉たつやの宝塚記念館6 会服 草葉たつや
日本物紀行12「帝国座跡」 小竹 哲
投稿
公演評『Appartement Cinema』(シアター・ドラマシティ/愛知厚生年金会館) イノウエトミコ
TAKARAZUKA ACADEMIA COLUMN
デベンの時代 小竹 哲
こんな本を読んだ――『TAKARAZUKA YOUNG STAR GUIDE【娘役版】』 溝口祥夫
天比古の夢 小竹 哲
宝塚とクラシック8 小竹 哲
思いつくままに 小竹 哲
『あずみ』におけるOG涼風真世――梅田芸術劇場にて 田中マリコ
目次
特集 サヨナラ和央&花總
小特集 『ベルばら』見ました。
公演評「2006年2月‐2006年6月」
新人公演評
連載
投稿 公演評『Appartement Cin´ema』(シアター・ドラマシティ/愛知厚生年金会館)
著者等紹介
川崎賢子[カワサキケンコ]
文芸・演劇評論家、大学講師など
小竹哲[コタケサトシ]
在阪民放局勤務
田中マリコ[タナカマリコ]
大阪在住、作家、版画家、銅版画工房主宰。2006年5月、第七回風車の書画展(東京)「銀賞」入賞
溝口祥夫[ミゾグチヨシオ]
会社員、ケーナ奏者(Takuya&Yoshio)
守山実花[モリヤマミカ]
大学講師・バレエ評論家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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