出版社内容情報
一打に夢を──。和太鼓の響きをとどろかせながら、世界を駆けめぐる鬼太鼓座。中国・台湾・アメリカ・フィンランド・ドイツでの公演のようすと人々との出会いを描き、音とは何か、太鼓とは何かとみずからに問いかけた、旅と心の記録。
1 上海公演の旅
(1)旅の始まり
(2)華中の国、上海
(3)朝のひととき
(4)路地裏
(5)映画
(6)八佰伴の開店
(7)魯迅公演
(8)中国トイレ考
(9)上海公演
(10)食べ歩き
(11)短い旅の終わりに
2 台湾公演の旅
(1)台湾
(2)アジアは走る
(3)台湾初公演
(4)舞台搬入のこと
(5)四月五日
(6)四月六日の記者会見
(7)旅ということ
(8)猫とストーブと各地での公演
(9)追加公演
(10)台湾の終わりに
3 アメリカ
(1)アメリカへ
(2)長い一日
(3)離陸
(4)ボストンマラソン
(5)走り終わったあと
4 フィンランド公演
(1)西武球場
(2)スオミの国へ行く前に
(3)ラストスパート
(4)スウェーデンへ
(5)異国での第一日目
(6)スウェーデン初公演
(7)オーランド島へ
(8)新聞取材にて
(9)日々の出来事
(10)フィンランド上陸
(11)ムーミン
(12)カメラ
(13)日がな一日
(14br> (5)今
(6)音
(7)音伝説
(8)海彦山彦の話
(9)伝
(10)「ま」のこと
(11)響き
7 太鼓の考え
(1)観光
(2)太鼓というもの
(3)太鼓の言葉
(4)カタチ
(5)三つ巴
(6)舞台人として思うこと
(7)舞台
(8)鬼のこと
(9)屋台囃子
(10)本音の音
(11)生活と人生と
あとがき