中島みゆきの秘密

佐々倉 鋭二【著】

青弓社（1996/07発売）

• サイズ B6判／ページ数 163p／高さ 20cm
• 商品コード 9784787270665
• NDC分類 767.8
• Cコード C0073

出版社内容情報

みゆきの作品世界に隠された「秘密」とは？　ローマ神話とみゆきの歌＝詞を重ね合わせることで浮かびあがる真の意味──。「聴く」ファンから「考える」ファンへとステップアップできる一冊。みゆきという一つの神話を読み解くために。

はじめに

１　中島みゆきに秘められた「アモールとプシケー」

２　中島みゆきの神話を追って
　（１）神話のはじまり――二人の出会い
　（２）エロースとの訣別
　（３）いとしい影を追って
　（４）死のような眠り
　（５）傷ついた神との再会
　（６）「永遠の少年」あるいは「老賢者」のように

３　中島みゆきの宇宙とシンクロニシティ

４　中島みゆき――時空間のマンダラ
　（１）愛か、さもなくば、無か
　（２）１０の翼
　（３）ふたつの陶酔
　（４）乙女の危機
　（５）別れと再会
　（６）新たなステージへ

おわりに
引用・参考文献

この商品は非再販本です。ご購入のさいは青弓社にご連絡ください。青弓社（03-3265-8548）

内容説明

みゆきの作品世界とローマ神話を交差させることで浮かびあがる「秘密」とは。みゆきの歌＝詞の背後にある神話的世界を解読する。

目次

第１章　中島みゆきに秘められた「アモールとプシケー」
第２章　中島みゆきの神話を追って
第３章　中島みゆきの宇宙とシンクロニシティ
第４章　中島みゆき―時空間のマンダラ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[たくのみ]

「アモールとプシケー」神話に基づいて、中島みゆきのアルバムは作られている!というかなり強引な解釈とノイマンの引用。こういう見方もあるんだなぁ。なによりも、「みんな云ってしまった」から「臨月」までの往年の名曲のタイトルと、名フレーズがすらりと並んでいて、そこに感動。懐かしい。

2012/05/01