力道山と日本人

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  • サイズ B6判/ページ数 263p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784787232076
  • NDC分類 788.2
  • Cコード C0036

出版社内容情報

敗戦、植民地、在日、復興などさまざまな記号を背負って闘いつづけた力道山。街頭テレビに群がる視聴者と、アメリカ=悪役をなぎ倒す空手チョップが象徴する既存の力道山論の限界を突破し、メディア論・ジェンダー論からも照射するスポーツ文化研究の最前線。

序章 力道山を知らないあなたのために  岡村正史

第1章 力道山と村松以後  井上章一

第2章 演じられた「力道山」、演じられた「日本人」  川村 卓

第3章 力道山と「日本人」の呈示  リー・トンプソン

第4章 金信洛としての力道山  笹倉千佳弘

第5章 黒く覆われた脚――力道山のファッションを考える  小野原教子

第6章 大衆文化としての力道山プロレス  古川岳志

第7章 女子プロレス抑圧者としての力道山  亀井好恵

第8章 力道山のプロレスとはなんだったのか  岡村正史

第9章 力道山を反米ナショナリズムから切り離せ!  岡村正史/川村卓/井上章一

あとがき  岡村正史

内容説明

「力道山」というテクスト。それを読み解くことは戦後論、プロレス論、メディア論、日本人論、在日朝鮮人論、ジェンダー論、ファッション論である。力道山像を多角的に照らし、スポーツ文化研究の新しい地平を開く。

目次

序章 力道山を知らないあなたのために
第1章 力道山と村松以後
第2章 演じられた「力道山」、演じられた「日本人」
第3章 力道山と「日本人」の呈示
第4章 金信洛としての力道山
第5章 黒く覆われた脚―力道山のファッションを考える
第6章 大衆文化としての力道山プロレス
第7章 女子プロレス抑圧者としての力道山
第8章 力道山のプロレスとはなんだったのか
第9章 力道山を反米ナショナリズムから切り離せ!

著者等紹介

岡村正史[オカムラマサシ]
1954年、三重県生まれ。同志社大学大学院修了、大阪大学大学院在学中。プロレス文化研究会代表
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

尾原道場

1
いろんな視点で書かれていた。ファッションとしてのロングタイツはなるほど。2014/07/13

りぃ

1
第8章中の「スポーツライクなプロレスは求められていない」について、現在はそんなことはないはず。刊行時と比べたらノアも武藤全日も確立しておらず、猪木なき新日は存在せず、闘龍門は躍進してなかったと思うし。対抗戦がその位置をしめてて棲み分けしてるのかもしれないけど。2009/03/21

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