アドルノ、複製技術へのまなざし―「知覚」のアクチュアリティ

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アドルノ、複製技術へのまなざし―「知覚」のアクチュアリティ

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  • サイズ A5判/ページ数 394p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784787210425
  • NDC分類 134.9
  • Cコード C0010

内容説明

複製技術に対して徹底した批判を下したと言われるアドルノ。クリシェともいえるその一面的なアドルノ評価を、2003年に新たに公開された伝記や回想録、往復書簡から覆し、ラジオ・映画・テレビなどのなかに社会問題に対するアクチュアリティの可能性を知覚していたアドルノのまなざしを照らし出す。

目次

第1章 「流行歌を叩き潰せ」
第2章 物象化と救済
第3章 複製技術時代のファンタスマゴリー
第4章 闘う映画音楽
補論1 啓蒙とプロパガンダの弁証法―一九四〇年代の社会研究所の大衆メディアとの取り組みをめぐって
補論2 楽園の黄昏―戦後のアドルノ、アイスラー、ラング
第5章 いかにテレビを見るか
第6章 解放された映画

著者等紹介

竹峰義和[タケミネヨシカズ]
1974年、兵庫県生まれ。埼玉工業大学・静岡文化芸術大学・武蔵大学非常勤講師。専攻は表象文化論、ドイツ思想史、映像メディア論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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