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出版社内容情報
地域のハブとしての役割や知のアーカイブとして図書館への注目が年々高まり、各地で多くの計画が立ち上がっているが、実際の「図書館のはじめ方」は未整備な部分が多い。
多くの図書館の整備・運営の支援に携わり、多岐にわたる図書館をプロデュースしてきた著者が、みずからの経験に基づいていま必要とされる図書館整備の手法を惜しみなく紹介する。
図書館計画の読み方をはじめとした準備、図書館整備と地方自治体が抱える課題や論点、図書館整備の手法である従来方式/民間活用方式の長所と短所、具体的な進め方とおおよそのスケジュール――。
「どのように市民の意見を集約するのか?」「選定される事業者は?」など、よくある疑問への答えも簡潔にまとめ、図書館整備の勘所をコンパクトに紹介する実践の書。図書館員や行政の担当者は必読。
序 章 なぜ「はじめます」か?――「はじめに」に代えて
1 図書館プロデューサーとしての八年余
2 よくいただく相談
3 図書館を考える「勘どころ」
4 なぜ「はじめます」か?
5 なぜ、「はじめる」なのか?
6 図書館をはじめるということ――「整備」と「運営」と
第1章 図書館をはじめるための準備
1 先行する知見にまなぶ
2 図書館の見学
3 さまざまな資料
4 実際の計画を知る
5 図書館をはじめる準備を終えて
第2章 図書館整備の背景・課題
1 図書館整備の背景
2 図書館整備の課題
第3章 図書館整備の手法と進め方
1 図書館整備の手法
2 図書館整備の進め方
第4章 図書館整備にあたってのFAQ
1 どのように市民の意見を集約するのか?
2 そもそも、何をどこまで委託すべきなのか?
3 市民協働は必要か?
4 オーナーシップとイコールパートナーシップ――「ひとごと」から「私たちごと」へ
おわりに――とりあえずの「まとめ」として
補 論 図書館のデザイン、公共のデザイン 李明喜
1 図書館でのデザインとは何か?
2 図書館のプロダクト・デザインの変革はブックトラックから始まる
3 これからの図書館・公共施設づくりと地域デザイン
付録 再録「まえがき――図書館は知の番人だ」――『未来の図書館、はじめませんか?』から
ARGが関わった図書館整備・図書館運営支援の業務一覧
岡本 真[オカモト マコト]
著・文・その他
内容説明
どのようにして図書館をはじめればいいのか?地域のハブや知のアーカイブとして図書館が近年注目されているが、実際の「図書館のはじめ方」は未整備な部分が多い。図書館計画の読み方、図書館整備と地方自治体が抱える課題、図書館整備の手法の長所と短所、具体的な進め方とスケジュール―図書館整備の勘どころをコンパクトにまとめる実践の書。
目次
序章 なぜ「はじめます」か?―「はじめに」に代えて
第1章 図書館をはじめるための準備
第2章 図書館整備の背景・課題
第3章 図書館整備の手法と進め方
第4章 図書館整備にあたってのFAQ
おわりに―とりあえずの「まとめ」として
補論 図書館のデザイン、公共のデザイン(李明喜)
付録 再録「まえがき 図書館は知の番人だ」―『未来の図書館、はじめませんか?』から
著者等紹介
岡本真[オカモトマコト]
1973年、東京都生まれ。アカデミック・リソース・ガイド株式会社(ARG)代表取締役、プロデューサー。ヤフーで「Yahoo!知恵袋」のプロデュースなどを担当し、2009年に起業して現在に至る。日本各地で図書館のプロデュースに関わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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