未来の図書館、はじめます

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未来の図書館、はじめます

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  • サイズ 46判/ページ数 208p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784787200693
  • NDC分類 010
  • Cコード C0000

出版社内容情報

地域のハブとしての役割や知のアーカイブとして図書館への注目が年々高まり、各地で多くの計画が立ち上がっているが、実際の「図書館のはじめ方」は未整備な部分が多い。



多くの図書館の整備・運営の支援に携わり、多岐にわたる図書館をプロデュースしてきた著者が、みずからの経験に基づいていま必要とされる図書館整備の手法を惜しみなく紹介する。



図書館計画の読み方をはじめとした準備、図書館整備と地方自治体が抱える課題や論点、図書館整備の手法である従来方式/民間活用方式の長所と短所、具体的な進め方とおおよそのスケジュール――。



「どのように市民の意見を集約するのか?」「選定される事業者は?」など、よくある疑問への答えも簡潔にまとめ、図書館整備の勘所をコンパクトに紹介する実践の書。図書館員や行政の担当者は必読。

序 章 なぜ「はじめます」か?――「はじめに」に代えて

 1 図書館プロデューサーとしての八年余

 2 よくいただく相談

 3 図書館を考える「勘どころ」

 4 なぜ「はじめます」か?

 5 なぜ、「はじめる」なのか?

 6 図書館をはじめるということ――「整備」と「運営」と



第1章 図書館をはじめるための準備

 1 先行する知見にまなぶ

 2 図書館の見学

 3 さまざまな資料

 4 実際の計画を知る

 5 図書館をはじめる準備を終えて



第2章 図書館整備の背景・課題

 1 図書館整備の背景

 2 図書館整備の課題



第3章 図書館整備の手法と進め方

 1 図書館整備の手法

 2 図書館整備の進め方



第4章 図書館整備にあたってのFAQ

 1 どのように市民の意見を集約するのか?

 2 そもそも、何をどこまで委託すべきなのか?

 3 市民協働は必要か?

 4 オーナーシップとイコールパートナーシップ――「ひとごと」から「私たちごと」へ



おわりに――とりあえずの「まとめ」として



補 論 図書館のデザイン、公共のデザイン 李明喜

 1 図書館でのデザインとは何か?

 2 図書館のプロダクト・デザインの変革はブックトラックから始まる

 3 これからの図書館・公共施設づくりと地域デザイン



付録 再録「まえがき――図書館は知の番人だ」――『未来の図書館、はじめませんか?』から



ARGが関わった図書館整備・図書館運営支援の業務一覧

岡本 真[オカモト マコト]
著・文・その他

内容説明

どのようにして図書館をはじめればいいのか?地域のハブや知のアーカイブとして図書館が近年注目されているが、実際の「図書館のはじめ方」は未整備な部分が多い。図書館計画の読み方、図書館整備と地方自治体が抱える課題、図書館整備の手法の長所と短所、具体的な進め方とスケジュール―図書館整備の勘どころをコンパクトにまとめる実践の書。

目次

序章 なぜ「はじめます」か?―「はじめに」に代えて
第1章 図書館をはじめるための準備
第2章 図書館整備の背景・課題
第3章 図書館整備の手法と進め方
第4章 図書館整備にあたってのFAQ
おわりに―とりあえずの「まとめ」として
補論 図書館のデザイン、公共のデザイン(李明喜)
付録 再録「まえがき 図書館は知の番人だ」―『未来の図書館、はじめませんか?』から

著者等紹介

岡本真[オカモトマコト]
1973年、東京都生まれ。アカデミック・リソース・ガイド株式会社(ARG)代表取締役、プロデューサー。ヤフーで「Yahoo!知恵袋」のプロデュースなどを担当し、2009年に起業して現在に至る。日本各地で図書館のプロデュースに関わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さぜん

46
図書館プロデューサーの著者による図書館整備計画実践論。共感したのは公立図書館の重要性。「知を守り、育み、そして創り出していく図書館」を広め絶やしたくないという。知る楽しさ、探求する楽しさを提供する場を誰もが自由に利用できる場。資源が乏しい日本が生き残るには人に対する投資しかないと、今の政治家たちはどこまで理解しているのか。ARGが営利企業として図書館整備に関わる中で見えてくる行政側の課題。図書館は建物が完成してからがスタートで、どう運営していくかが重要だ。 2022/09/04

よっち

40
多くの図書館の整備・運営の支援に携わりプロデュースしてきた著者が、自らの経験に基づいて今必要とされる図書館整備の手法を惜しみなく紹介した第二弾。人口減少の状況にある各自治たちの状況を踏まえた上で公共図書館の現状に触れ、いろいろな役割を期待されるようになってきた公共図書館をどう作り上げていくのか、図書館整備のあり方について従来方法と民間と協力する方法を冷静に比較しながら紹介しています。どちらかというと図書館行政の観点から書かれた本ですが、公共図書館のあり方に興味を持っている人にはいい一冊かもしれないですね。2019/01/18

軍縮地球市民shinshin

15
現在の自治体では自力で図書館建設を行えるだけのノウハウを有している職員はいないらしい。つまり「図書館のつくり方が分からない」。そこで著者のような「図書館プロデューサー」の出番というわけだ。要はコンサルティングをするということだ。本書は図書館づくりのプロがごくオーソドックスな作り方と、著者独自の図書館哲学が詰まっていて、なかなか面白く読ませる本だ。図書館好きな人は読んだ方がいい。2018/12/04

キリル

13
図書館整備の背景や手法、課題について説明した本。図書館の新設・改装がどのように計画され行われているのかが具体的にわかりました。図書館整備というとつい図書館そのものだけを考える可能性もありますが、著者は「図書館プロデューサー」という一歩引いた立場からより広く図書館整備に主体的に関わるためにやらなければならないこと、注意すべき点などを解説しており参考になりました。魅力的な「まち」、「図書館」をはじめるためには図書館だけでなく、自治体が作成した計画書を読むなど様々な勉強をしておく必要があるなと思いました。2019/01/01

鳩羽

9
まちづくりや公共施設計画の点からも、話題にあがることが増えた図書館。数多の図書館のプロデュースに関わってきた著者が、図書館整備を考えはじめた自治体や議員、市民に向けて、とっかかりとなる基本的な手法を説明した本。人口問題や財政のことを考えれば無関係な市民はおらず、自治への主体性を促していくのに図書館は比較的気安いモデルのではないか。なぜ図書館なのかということは、前著に詳しい。2019/05/13

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