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出版社内容情報
多様化するメディア環境で、学校図書館に求められる役割とは──。国際化・情報化を視野に入れた情報サービス機関としての学校図書館の役割とそのメディアの活用法に焦点をあて、学校図書館を授業でどのように活用していけばいいのかを具体的に提示する。
監修者のことば――シリーズ刊行にあたって
序文
第1章 教育課程と学校図書館
1-1 学校教育と学校図書館
1-1-1 学校図書館の機能
1-1-2 これまでの教育と学校図書館
1-1-3 これからの教育と学校図書館
1-2 これからの社会と自学能力
1-2-1 変化する社会に対応する教育
1-2-2 情報化時代に対応する教育
1-2-3 国際化時代に対応する教育
1-3 主体的な学習を支える学校図書館
1-3-1 教授方法の改善と学校図書館の活用
1-3-2 教科学習と学校図書館
1-3-3 総合的な学習と学校図書館
1-4 教育課程の編成・展開に参画する学校図書館
1-4-1 人としての力を育てる教育
1-4-2 主体的な学習の推進
1-4-3 教育課程の編成・展開と学校図書館
第2章 メディア活用能力育成とその方法
2-1 メディア活用能力育成の意義と目的
2-2 メディア活用能力の指ア活用能力育成指導の評価
第3章 レファレンスサービスと情報サービス
3-1 図書館における情報サービスとは何か
3-2 学校図書館の情報サービスの特徴と対象
3-3 学校図書館の情報サービスの種類と実際
3-3-1 レファレンスサービスの流れ
3-3-2 学校図書館でのレファレンスサービス
3-4 読書相談
3-5 展示
3-6 そのほかの情報サービス
第4章 レファレンスブックの利用
4-1 レファレンスブックとは何か
4-1-1 レファレンスブックの機能
4-1-2 レファレンスブックの構造
4-2 レファレンスブックの種類と特徴とその活用
4-2-1 百科事典
4-2-2 図鑑
4-2-3 ことばの辞典
4-2-4 人名辞典、地理辞典、地図など
4-2-5 指導者のための便利なツール
4-3 オリジナルレファレンスツールの作成
4-3-1 児童・生徒の作品
4-3-2 新聞や雑誌の切り抜 書籍・雑誌論文・新聞記事の検索
6-3-2 児童図書の検索
6-3-3 辞典・事典・図鑑など事実を調べる情報源
第7章 情報の利用とまとめ方
7-1 課題探求のプロセス
7-2 テーマの決め方
7-3 情報の探し方
7-3-1 情報探索の計画を立てる
7-3-2 情報源を選ぶ
7-4 情報の記録と保存の仕方
7-5 情報のまとめ方と発表の仕方
7-5-1 さまざまなまとめ方
7-5-2 集めた情報をもとに自分の考えをまとめる
7-5-3 レポートの書き方
7-5-4 口頭発表の仕方
7-5-5 成果の保存と活用
7-6 課題探求活動の評価
第8章 調べ学習の事例――国語科・社会科
8-1 国語科
8-1-1 調べ学習から始める『高瀬舟』の授業、序説
8-1-2 第1、2段落の授業展開
8-1-3 第3段落の授業展開
8-1-4 第4段落の授業展開
8-1-5 まとめ
2-1 地球の環境(小学生向き)
9-2-2 太陽(中学生向き)
9-2-3 銀河宇宙(高校生向き)
9-2-4 まとめ
9-3 総合的な学習の時間
9-3-1 学校と学校図書館の概要
9-3-2 総合的な学習の時間への取り組み
9-3-3 「くすのきタイム」の年間計画と学校図書館
9-3-4 「くすのきタイム」の学習課程と学校図書館のかかわり
9-3-5 総合的な学習の時間に役立つ資料の選択と収集・整備
9-3-6 公共図書館との連携
9-3-7 まとめ
索引
●執筆分担
第1章 天道佐津子
第2章 足立正治
第3章 小山響子
第4章 小山響子
第5章 金沢みどり
第6章 大串夏身/池田美千絵
第7章 足立正治
第8章 上瀧栄治/藤森馨
第9章 小川哲男/北原俊一/山田万紀恵
内容説明
本書は、司書教諭の講習のテキストとして編集されたものである。本書が取り扱う「学習指導と学校図書館」は、学習指導における学校図書館メディアの活用の視点と具体的な活用方法を取り扱うことを目的とした科目である。本書では、理論と実践との関係を考慮し、全体の構成に3つのポイントをもたせた。すなわち、第1章、第2章では、学習指導における学校図書館メディアの活用にかかわる理論をまず展開し、それに基づき活用方法の基本について、第3章から第7章で解説した。さらに、第8章以下では国語、社会、理科の教科内容に即した調べ学習および総合的な学習の時間での具体的な活用方法を展開している。
目次
第1章 教育課程と学校図書館
第2章 メディア活用能力育成とその方法
第3章 レファレンスサービスと情報サービス
第4章 レファレンスブックの利用
第5章 情報サービスの新しい展開
第6章 インターネット情報源の利用(活用)
第7章 情報の利用とまとめ方
第8章 調べ学習の事例―国語科・社会科
第9章 調べ学習の事例―理科・総合的な学習の時間
著者等紹介
志村尚夫[シムラヒサオ]
早稲田大学法学部卒業。図書館情報大学教授、十文字学園女子大学社会情報学部教授をへて、現在、十文字学園女子大学講師。文部科学省「今後の学校図書館の整備の在り方に関する検討ワーキンググループ」委員
天道佐津子[テンドウサツコ]
広島大学文学部卒業。東京学芸大学講師、青山学院大学講師、中央大学講師、放送大学客員教授、全国学校図書館協議会理事
大串夏身[オオグシナツミ]
昭和女子大学人間社会学部教授、日本学校図書館学会理事。専攻は、図書館情報学、江戸東京学、日本近代史
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