出版社内容情報
卒論やレポートにインターネットは魔法の玉手箱。問題はどう使いこなすかだ。情報を効率的に探索して収集するために、図書・雑誌の調べ方から政府刊行物や学位論文の探し方まで、充実してきたリンク集を縦横に使って情報の海へ漕ぎ出すための必読書。
はじめに
1 情報・文献を探す方法
(1)ガイドブックで探す
①ガイドブック、イエローページで探す
②インターネット上の解説のページを読む
③「リンク集のリンク集」で探す
④参考図書の解説書、書誌の書誌で探す
2 情報・文献を入手する方法
(1)インターネットの情報を画面に表示させる
(2)図書館で入手する
(3)書店で入手する
(4)発行元を探して入手する
(5)有料のデータベースの検索
(6)インターネット上の情報を画面に表示させてフロッピーに保存する方法
①表示させた画面を、これから何度も表示させて新しい情報をチェックする
②表示した画面をまるごと保存する
③画面に表示された情報の一部を保存する
1.文字列の一部を保存する
2.画像を保存する
3.統計表を保存する
4.コラム データベースを作る
5.PDFファイルで表示された情報を保存する
3 インターネット上の情報を探す
(1)インターネット上の情報の特性
①コラム ホームページ(Homepage)とサイト(website)
(2)リンク集を使ってば紀伊國屋書店の「Kinokuniya Book Web」で検索する
③特定の出版社のホームページものぞいてみる
④シンクタンクなどの報告書を探す
(2)図書館などで整理された図書を検索する
①国立国会図書館に所蔵されている図書を検索する
②大学図書館などの総合目録で検索する
③図書に収録されている論文や資料を検索する
④身近な公立図書館に必要な図書が所蔵されているか調べる
⑤専門図書館に所蔵されていないか調べる
⑥海外の図書館の所蔵を検索する
⑦電子テキストデジタルアーカイブを探す
(3)インターネットで調べることができない範囲は印刷物で調べる
5 雑誌を調べる
(1)「雑誌を調べる」といってもいろいろある
(2)雑誌をタイトルで調べる
①特定のテーマに関する雑誌が印刷物として発行されているかどうか調べる
②特定の雑誌がどこに所蔵されているか調べる
③インターネット上で発行されている雑誌を探す
1.Webマガジンの論文を購読する
2.メールマガジンを購読する
3.学術関係のweb、メールマガジンを読む
(3)雑誌の目次でbr>(6)印刷物で探す
7 翻訳書を探す
(1)インターネットで調べる
(2)印刷物で調べる
8 政府刊行物、自治体発行資料を探す
9 学位論文を探す
10 分野別のリンク集で探す
(1)人文科学全般
①図書館情報学
②哲学
③心理学
④宗教学
⑤歴史学
(2)社会科学
①政治学・行政学
②法学
③経済学・財政学
④社会学
⑤社会政策・社会福祉
⑥教育
⑦日本文学、英米文学
11 特定の事実を調べる
(1)特定の事実の調べ方
(2)百科事典、電子辞書・事典で事実を調べる
①インターネット上の辞書・事典の特性
②百科事典の活用
③各種の辞書・事典を活用する
1.ポータルサイトの辞書・事典を使う
2.「辞書の辞書」から探す
(3)ビジネス情報を調べる
①ガイドブックで情報源を探す
②「YAHOO!JAPAN」のポータルサイトを使う
③ビジネスリンク集を使う
④有料のデータベースを検索する
(4)人物について調べる
①人物の調べ方
②インターネッタベース一覧
(3)コスチューム(服装・身装文化)データベース(国立民族学博物館作成)
(4)日本労働研究機構のデータベース
(5)家族史・人口史文献データベース(国際日本文化研究センター作成)
(6)国立女性教育会館のデータベース
(7)「共通索引」(文化財情報システムフォーラム))
(8)東京国立博物館提供のデータベース
(9)奈良国立博物館所蔵写真検索システム
(10)国文学研究資料館提供のデータベース
(11)国立公文書館目録検索データベース
(12)電子政府の総合窓口
あとがき
索引
内容説明
本書は、インターネット情報源を中心にすえて、情報・文献の検索方法を書いたものである。
目次
1 情報・文献を探す方法
2 情報・文献を入手する方法
3 インターネット上の情報を探す
4 図書を探す
5 雑誌を調べる
6 新聞記事の探し方
7 翻訳書を探す
8 政府刊行物、自治体発行資料を探す
9 学位論文を探す
10 分野別のリンク集で探す
11 特定の事実を調べる
著者等紹介
大串夏身[オオグシナツミ]
1948年、東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。東京都に図書館司書として入都、東京都立中央図書館、日比谷図書館、(財)特別区協議会調査部、東京都企画審議会調査部に勤務。現在、昭和女子大学一般教養科教員。日本図書館協会、日本図書館情報学会、情報メディア学会の各会員、江戸東京博物館客員教授、文部省電子図書館構想協力者会議委員などを務める
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