出版社内容情報
「法と歴史学」からのアプローチにより日本の商法の源流を訪ね、今日的法解釈へと繋げようとする、商法起草・制定の実証的研究。
目次
第1編 商法典とその編纂(旧商法典―その意義と研究に関する覚書;明治期日本の商法典編纂 ほか)
第2編 商法典論争(法典編纂における民法典と商法典―その「重複」と「牴触」をめぐって;商法典論争について)
第3編 梅謙次郎の商法学(商法学者・梅謙次郎―日本商法学の出発点;梅謙次郎と商法―日本人による日本商法編纂の狼煙 ほか)
第4編 社団法理(会社、組合、社団;株主による差止請求制度)
第5編 株式会社の機関構成(日本商法の源流・ロェスレル草案―「ロェスレル型」株式会社を例として;ロェスレル草案における株式会社の機関構造―高橋英治教授の問題提起をめぐって ほか)
著者等紹介
高田晴仁[タカダハルヒト]
慶應義塾大学大学院法務研究科教授。1965年富山市生まれ。1988年早稲田大学法学部卒業。1992年早稲田大学大学院法学研究科修士課程修了。1995年慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学。慶應義塾大学法学部専任講師、助教授(准教授)、教授を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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