- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > 学術・教養
- > 学術・教養文庫その他
目次
様々なる意匠
私小説論
思想と実生活
満洲の印象
事変の新しさ
歴史と文学
当麻
無常といふ事
平家物語
徒然草
西行
実朝
モオツァルト
鉄斎
蘇我馬子の墓
古典をめぐりて 対談(折口信夫)
還暦
感想
著者等紹介
小林秀雄[コバヤシヒデオ]
明治35年、東京に生れる。第一高等学校を経て東京帝大仏文科に学ぶ。文学的才能は、昭和4年「改造」の懸賞論文の選に入った「様々なる意匠」に現れ、以後、文芸時評に新機軸を出しては、「私小説論」「ドストエフスキイの生活」他を刊行して、そのスタイルと併せて近代の批評のジャンルを確立した文学界への影響には多大なものがあった。戦中の頃から日本の古典に寄せた関心は、戦後の評論集「無常といふ事」に結実する一方、「モオツァルト」あるいは「近代絵画」等、批評の対象を文学の外の世界にも拡げた旺盛な活動は、国民的な声望を担うまでのものとなり、昭和42年に文化勲章を受章する。その前後から大作「本居宣長」の執筆が始まり、十年以上に亘って継がれた稿が同52年に一巻となった後、さらに「本居宣長補記」を著した翌58年に歿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。