保田與重郎文庫<br> ヱルテルは何故死んだか

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保田與重郎文庫
ヱルテルは何故死んだか

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  • サイズ 文庫判/ページ数 111p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784786800269
  • NDC分類 943
  • Cコード C0195

内容説明

「新ぐろりあ叢書」の一冊として昭和十四年十月に刊行された本書は、同十一年に出た事実上の第一評論集『英雄と詩人』で扱った主題と関心を、さらに発展深化させた稀有の文芸評論の書である。資本主義とともに普遍化してゆく西欧近代の発想に早くから疑念を抱いていた保田は、ゲーテの「若きウェルテルの悩み」の背後に、近代の無惨を知って主人公を殺さざるを得なかった作家の明察と、東洋に目を向けようとする芸術家の精神を読み取った。戦後になって著者自ら筆を執った「解題」で「私の近代否定論が、どういふ骨格かといふことを、理解して欲しいので、この本を出した」と述べているところからも窺えるように、文学批評の枠を超えた究極の文芸評論、文明論として光彩を放つ異色作である。

目次

ヱルテルは何故死んだか
ロツテの弁明

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

双海(ふたみ)

17
ウェルテルは何故死んだかとは、ゲーテは何故ウェルテルを殺したのかということである。近代人として登場したウェルテルをゲーテがいかに残忍に自殺へと追い込んでいったか、その死がいかにキリスト教に見捨てられ、むしろ「東方」によって顧みられる質のものであったか、保田はそれを明らかにすることでその「近代否定」の主旨を明確に提示している。・・・解説の一節です。2014/06/04

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