出版社内容情報
《内容》 新しい時代のスタンダード教科書として好評を得た解剖生理学テキストの最新改訂版。ヒトの身体について、これまで一度も勉強したことがない読者を対象にしている。前版で効果を上げた方法-学生がホメオタシス(恒常性)に重点を置きながら構造と機能の基本を理解できる-が踏襲され、さらに身体の正常な機能と、その異常に伴って出現する症状や疾患との関連性すなわちウエルネス(健康)およびクリティカルシンキング(臨床応用)を主眼に、基礎医学知識である解剖と生理学の知識を統合。美しく役に立つイラストレーションを多用してわかりやすく解説する。前版でも学習内容のポイントが要領よくまとめられ、各系統器官とのつながりや疾患・症状との関連性が常に念頭に置かれていたが、今回の第6版では、前版までに教育者・学生から寄せられた多くの意見や提案を取り入れ改善し、最新の医学情報も盛り込んでさらに理解しやすい内容となっている。「トートラ 人体の構造と機能」のコンサイス版。
《目次》
1. 人体の構成
2. 化学概説
3. 細胞
4. 組織
5. 外皮系
6. 骨格系
7. 骨の連結
8. 筋系
9. 神経組織
10.中枢神経系、脊髄神経と脳神経
11.自律神経系
12.体性感覚と特殊感覚
13.内分泌系
14.心臓血管系:血液
15.心臓血管系:心臓
16.心臓血管系:血管と循環
17.リンパ・免疫系と疾患抵抗性
18.呼吸器系
19.消化器系
20.代謝と栄養
21.泌尿器系
22.体液、電解質と酸塩基平衡
23.生殖器系
24.発達と遺伝
セルフクイズの答え
クリティカルシンキングの答え
Credits
索引
内容説明
からだの複雑さを示すエレガントなイラストと「ホメオスタシス」で簡潔にまとめたテキストにより、からだの構造と機能の基本が理解できる。各項目の冒頭に学習すべき要点を明示。各項目のチェックポイントごとの問題で、知識が確実に身につく。各章末尾に学習の要点がまとめてある。美しいわかりやすいイラストレーション。医療現場に役立つ知識―囲み記事「ウェルネスの観点から」、各章末尾に医療実践問題を記載。囲み記事「よくみられる疾患」は、疾病との関連知識がコメディカルの立場にたってわかりやすくまとめてある。
目次
人体の構成
化学概説
細胞
組織
外皮系
骨格系
骨の連結
筋系
神経組織
中枢神経系、脊髄神経と脳神経〔ほか〕
著者等紹介
佐伯由香[サエキユカ]
福岡県立大学看護学部教授
黒沢美枝子[クロサワミエコ]
国際医療福祉大学基礎医学研究センター教授
細谷安彦[ホソヤヤスヒコ]
筑波大学医療技術短期大学部名誉教授
高橋研一[タカハシケンイチ]
大阪府立看護大学医療技術短期大学部教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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