ヤングキングコミックス 超人ロックＣｌａｓｓｉｃ 〈下巻〉

聖悠紀

少年画報社（2019/12発売）

• サイズ コミック判／ページ数 306p／高さ 19cm
• 商品コード 9784785965877
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[JACK]

☆ 1969年から続くSFコミック「超人ロック」の絶版になっていた初期作品を集めた短編集。特殊なウイルスで超能力者を根絶しようとする者を描く「ジュナンの子」、超能力者による銀河連邦支配を目論む「コズミックゲーム」、強力な超能力者に暗示をかけてある男を殺させようとする「新世界戦隊」、相手に夢を見せて操る者がロックを狙う「夢使い」を収録。単純な超能力者の戦いではなく、超能力を持つ者と持たない者との間の不信感、差別、迫害、虐殺、永遠に生きる者の孤独などが描かれていて考えさせられます。

2020/01/04

[コリエル]

連載初期にはロックが唯一愛した女性ということになっていたリアンナが何者であるのかが良くわかる非常に重要なエピソードが収録されている。

2023/03/25

[きりだんご⭐️新潮部]

●ブックオフ

2024/05/03

[アオイ模型店]

SG企画版超人ロックの後編。 前巻に掲載されていた作品が「連載開始前の読み切り」だとすると、連載第1話に相当する「コズミックゲーム」が掲載されてます。実際、コズミックゲーム以外の作品は後にリメイクされて改めて正史に組み込まれた一方、コズミックゲームはリメイクされる事がありませんでした。 同人誌として発表された作品の続きを、雑誌連載としてスタートさせるのは、現代ならともかく、当時はかなりの英断だった筈ですが、そのおかげで超人ロックがここまで続いたと思えば、まさに英断と呼ぶにふさわしいでしょう。

2024/04/19

[水面頼光]

中古品で購入。これでようやくロックを全話をコンプリート。子供の頃にキングコミックの炎の虎を手にしてから数十年。ロックを読み続けていた気がします。自分にとってのとても特別な作品でした。ロックの新作を二度と読めないことがとても残念です。聖先生の御冥福をお祈りいたします。

2022/12/23