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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
パパパンツ・ママパンティ・寺
88
この乱歩劇画館は3巻までだが、この2巻が白眉である。大半を占める石川球太の漫画が素晴らしい。『白昼夢』も『人間椅子』も『芋虫』も『押絵と旅する男』も、乱歩の持つあの時代の雰囲気や弱い心が生むダメに向かうグロテスクが見事に(やや醜悪だが)描かれている。『お勢登場』は石川球太版と池上遼一版が併録されているが、美しい池上版と奇怪な石川版、共に味わい深い。真崎・守の『巡礼万華鏡』はSFっぽくて、これはまたこれで昭和後期っぽくて味わい深い。石川球太版は独立させてどこかで文庫で出すと良いと思う。満足の1冊。お薦め。2019/06/03
ehirano1
81
「お勢登場」が印象に残りました。読後はずいぶんイタタマレナイというかムナクソという感でしたが、『虚勢』と『痛々しさ』は自然に伝染するということ、そしてそういったことを許容する先には悲劇しかないという示唆があったように思いました。2023/02/11
Bugsy Malone
80
お気に入りさんに教えて貰った漫画。石川球太さんの「白昼夢」「人間椅子」「芋虫」「お静登場」「押絵と旅する男」。真崎守さんの「鏡地獄」。池上遼一さんの「お静登場」の8編を収録。昭和漫画を感じながらも情念に訴えてくる石川、真崎両氏に対し、劇画で淡々と迫って来る池上さん。いやあ、どちらも、どの作品も面白かったです。2019/01/20
keroppi
62
石川球太、真崎守、池上遼一が描く江戸川乱歩の世界。石川球太は昔「牙王」とかの動物漫画を描いていたのを読んだ記憶があり懐かしくなった。こんな世界も描いていたんだと驚くとともに、倒錯した人間の生き様と白昼夢のような光景をビジュアル化していて、なかなかの迫力である。「お勢登場」は、石川球太と池上遼一がそれぞれ描いているが、こうも印象が違ってくるのは読んでいて面白かった。池上遼一のはなんともエロティックだ。2025/05/24
Vakira
31
シリーズの 2巻目 乱歩代表作『白昼夢』、『人間椅子』、『芋虫』、『お勢地獄』、『押絵と旅する男』、『鏡地獄』、『お伊勢登場』を掲載。石川球太、真崎守、池上遼一が描く。石川球太、名前は知ってましたが初読み。「少年ケニヤ」「怪獣王子」などを書いていたらしい。谷口ジローがアシスタントをやってたってことで俄然興味沸く。1970年少年キングに連載していたらしい。もう48年も前の漫画だ。少年漫画で乱歩描いていいのか~出来るだけお色気シーンでは裸が見えない様な演出。猟奇&ホラー。しかし絵力凄いです。2018/08/01




