内容説明
最新医学では脳が疲れる原因は明らかです。食事・睡眠・日々のちょっとした心がけで脳疲労は防げるのです。脳の疲労がすべて消える!ぐっすり眠れる、集中力・記憶力アップ、脳の老化を防ぐ。5人のスーパードクターが明かす、誰でも簡単に疲れない脳を手に入れるベストな方法。
目次
第1章 頭が疲れる。心が消耗する。(身体疲労と脳疲労の違い;脳の3つのネットワーク ほか)
第2章 疲れない脳の使い方(集中脳はどのように働くのか;パフォーマンスを高める秘訣は消化器系 ほか)
第3章 脳疲労をなくす食事(疲れの原因はビタミンB群不足?;回復力を上げる鉄 ほか)
第4章 脳の老化を防ぎ、認知症を予防する(脳の炎症が認知症を引き起こす;認知症とは記憶の断捨離 ほか)
第5章 脳を休ませる睡眠の科学(睡眠は量だけではなく質も大切;慢性的な睡眠不足が脳に与える影響 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mint☆
110
身体の疲れは休むことによって解消されるけれど、脳の疲れは上手く使わないと解消されないらしい。もちろん睡眠は大切。5名の先生がそれぞれ書いているので内容がブツ切れになってしまっているのが残念。先生によって異なる意見も同じ本の中に集約されてしまっているので迷いが生じてしまう。その中から自分に合った説をピックアップして参考にするという読み方でいいのかな?正直内容も薄い…かな。2022/09/08
mukimi
96
運転中audible。疲れが溜まるたびにこの手の本に手が伸びる。書いてあるのは大体知ったことだけど疲れて頭がうまく回らない時こそ何度でも思い出したいことを色々見せてくれる。一旦決めたことを貫け、簡単に諦めるな、とつんのめりながら生き急いできたけど、脳には向き不向きがあるから拘らず視点を変えようとのメッセージが最近は理解できる。年齢には逆らえないこと、職場が変わって脳の使い道が変わることで急に有能が無能になるという具体例を経験的に知るようになったからかな。これからも戦友であるこの脳と上手く付き合いたい。2023/01/19
本詠み人
42
マルチタスクは脳を疲れさせる…5人の医師が教えてくれる脳疲労に関する本。心理学で学んだヴィゴツキーの「最近接領域」の話(少し手を貸せば手が届く範囲の目標をたてる)は子どもの学習だけでなく、大人のパフォーマンスを上げる(成功体験を重ねること)にも重要であることなど、なるほど!と思った。脳疲労をなくす栄養の話や睡眠の話は、既知ではあっても出来ていないことを再確認。2022/12/24
チャー
16
医師である著者等による脳の疲労を起こす原因とその対処方法が記された本。疲労を感じるのは予想と現実のギャップが大きかった時という指摘は納得。期待や推測などである程度の結果を予め考えてしまうが、思い描いたものと大きく異なった場合に疲労感が大きい。対策は期待値を下げるか実現性を高めるかなど。正しい価値観はないという視点も有用。これらの場合の脳疲労は同じ方法ではうまいくいかないから別の方法を探せというサインであるという点はなるほどと感じた。感度が高い人も脳が疲れやすくその要因を物理的に遮ることが効果的。2023/08/26
いざなぎのみこと
11
脳学者が研究した「疲れない脳」を徹底するためのノウハウが詰まった一冊。やることが多くてなかなか休まらない人にお勧めの一冊です。やっぱり深く考えないこと、しっかり休むことが必要だなぁと思いました。よし、今日は早く寝よう!2023/07/04