内容説明
「独占禁止法質疑応答集」は、独占禁止法の運用を中心とした競争政策の内容について、最新の動向と運用等に当たっての考え方を分かりやすく解説することを目的として毎年刊行されてきているもので、本書は、その平成13年版として取りまとめたもの。本年版に収録した内容は、最近1、2年間の公正取引委員会の活動に係るもので、その中から主要なものをテーマに取り上げて解説を加えているが、独占禁止法のみでなく、景品表示法や下請法にも言及するものとなっている。また、「相談事例集」も収載し、現実の企業活動に携わっている方々の具体的な疑問にも参考になるような工夫を心がけている。
目次
第1 独占禁止政策
第2 産業実態調査等
第3 企業結合等
第4 規制改革の推進と独占禁止法適用除外制度等
第5 下請取引関係
第6 景品・表示関係
第7 独占禁止法違反事件の審査
第8 事業者からの相談への対応等
第9 独占的状態・価格の同調的引上げ関係
第10 競争政策の国際的側面
著者等紹介
山木康孝[ヤマキヤスタカ]
公正取引委員会前官房総務課長、現官房参事官
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