内容説明
諸外国における議論の発展を分析・検討し子会社が引き起こした加害結果に対する親会社の法的責任の在り方の再構成を試みる。
目次
第1章 株主有限責任の弊害と外部化問題(直接損害型;間接損害型 ほか)
第2章 外部化問題への対処方法(親会社の被害者に対する直接責任;親会社の子会社に対する責任 ほか)
第3章 英国法の分析(有限責任制度の形成と発展;法人格否認の法理 ほか)
第4章 英米法諸国における親会社の不法行為責任(米国法;カナダ法 ほか)
第5章 日本法における親会社の不法行為責任(不作為不法行為について;親会社の作為義務の検討プロセス ほか)
著者等紹介
木下岳人[キノシタタケト]
2012年早稲田大学法学部卒業。2024年京都大学大学院法学研究科法政理論専攻博士後期課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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